校長ブログ
人の縁
様々な所からお知らせやご案内をいただく。
時々あっとさせられる時がある。
先日、電話があり「・・・の・・ですが、お久しぶりです」
最初は「?」だった。しかしすぐ「!」に変わった。高校の時の知り合いだった。
高校を卒業して以来だったので、もう数十年ぶりである。驚きとともに、よく覚えてくれたなあという感動が先に立った。彼とは同じクラスになったこともなく、3年での選択教科が一緒だっただけという限られた接点ではあったが、なぜかよく話をしていた。
あの当時は携帯電話だってなかったので、卒業後に連絡を取ることは簡単ではない。それでも知り合いから知り合いへという流れで連絡がとれた。
たまたまだが、この連絡とほぼ同じ時期に他の複数の関係の連絡もあった。
人と人との関係が続くのは奇跡なのかもしれないと最近感じていた。
だからこそ、今ある関係を大事にしておくべきなのだろう。
高校生活は3年間。過ぎてしまえばあっという間だ。
目標
年始や年度初めに目標をたてるという場面はよくあるでしょう。
目標もなく何となく過ごしているとあっという間に時間が過ぎてしまうこともこれまたよく耳にする話です。
そして年度末などにその1年を振り返って反省などするわけですが、その反省が次の年に生かされているかと言うとなかなか難しいというのが本当のところでしょうか。
令和7年度が始まって1か月が過ぎました。ゴールデンウィークも終わり、様々な面でいよいよ本格的に始動となる時期となりました。本校では2週間後に中間考査があります。時間に追われるように試験勉強という場合もあるでしょうが、なんとかなるかなと直前まで放置という人もいるかもしれません。
未来の自分のために今何をしておかねばならないかと周りから言われたとしても、結局本人がその気にならない限りは意味のない話になってしまいます。
さて、今年度(あるいは今年)、どんな目標を立てているのでしょう。細かいかもしれませんが、今年度もすでに12分の1はおわっています。今年についていえば3分の1終わっているわけです。それでも今からだって目標を立てたり行動にうつすのは遅くはないと思うのです。
社会性
私事ですが、保護犬を飼い始めて3か月が過ぎました。
生まれてからずっと6年間、散歩に連れてもらった経験がなかったそうで、飼い始めた当初は外に出ても決して歩こうとはしませんでした。どうしたものかと思い、素人ながら最初は外の空気になれることからやりました。
昨日、桜を見せようと先住犬と共に公園まで歩いたのですが、今では声をかければ少しは歩くようになりました。
普段、先住犬を呼んでもこの犬の方が我先にとやってきます。もしかしたら、先に行かないとほかの犬に取られてしまうような経験をしてしまっているのかなとも感じています。
犬を飼うにあたり、しつけなどはよく話題になりますが、この子はまったくしつけがなされていません。また、最初は皮膚病であちこち毛が抜けてしまっていましたし、大きな腫瘍がお尻にありました。それでも6年間一生懸命に生きてきたのだろうなと感じています。最近そろそろドッグランデビューでもさせてみようかなと思っています。
社会の中で生きるために、他者との関係は抜きにはいられません。これはどんな動物にでも当てはまるでしょう。
犬は何も話してくれませんが、こちらをじっと見ている瞳を見るにつけ、我々人はどうあるべきかなんてこともえらそうに考えてしまう時もあるのです。
話をすること
先日、ある部活動の関東大会に伺いました。そこで本県でこれまでご尽力いただいていた方々にお会いすることができました。
約束していたわけでもなく、たまたま現地でお会いしたのですが、久しぶりにお会いし、限られた時間の中で様々なお話ができました。諸先輩方のお考えを直接伺えたという点でもありがたかったのですが、何よりお話しできたことそのものが自分にとっては貴重なものになりました。
また、大会初日が終わった後、大会にかかわっている他県の先生方やプロのスタッフ等とも話をする機会を得ました。そこでの話はもちろん専門的な部分はありましたが、私からは視点という部分からもたくさん刺激をいただくことができました。
普段様々な場面で考えるわけですが、それをだれかと話すことで、修正したり新たな気付きを得たりできると思っています。同じ人との話も大事ですが、異なる視点からの話がきける機会があれば、積極的に話してみるのもいいのではないでしょうか。
第5回 学校説明会
本日、今年度最後になる第5回学校説明会を行いました。
電子出願開始まで10日を切りました。中学3年生や保護者の皆さんにとって、学校選択の最終段階に当たる頃でしょう。そういった中、54組96名の方にご参加いただきました。ありがとうございました。
ここから先、学力検査当日に備えて、これまで勉強した成果を定着させ、さらに確実なものにしていくことになるでしょうが、何より体調をしっかり管理していってください。
無駄遣い
若いころ、何をするかも決めず、往復の航空機と宿だけおさえて海外に行ったり、思いついて車で1週間ほどあてどなく国内を走りまわるなんてことをしていました。
私は英語が得意ではありませんので、海外では現地の移動はもちろん、買い物や施設でのやり取りはドキドキしながらやっていました。スーパーで食事を調達するにも、清算までの流れだけでなく売っているものが何かわからないわけです。それでもきょろきょろしていると旅行者だとばれて危険な目に合うかもしれないということが頭にありましたので、いかにも自分は現地に住んでいるんだという体でいました。実際、店の外にはストリートチルドレンが集団でたむろしていましたから。
緊張の中でも楽しいことはあるもので、ある国では当日券で入った劇場で隣の席に座っていた女性に飴をいただいたり(日本に似たようなことがありますが)、またある国では、日本と異なりかなり高度で木が1本もないスキー場で文字通り縦横無尽に開放感いっぱいに滑る経験もできました。また、ある国ではスキューバダイビング中にサメに囲まれるというレアな経験もできました。
今思えば後先を考えずに過ごしていたのです。それが役に立っているのかというと何とも言えません。
今となってはこんなことはもうできません。そう考えると無駄だったのかどうか。
最近、海外に出かけるだけでなく、国内の旅行にもでかけない人が増えているといった話を耳にします。外に出て初めて気づくことだってあるでしょう。別に旅行に行けというわけではありませんが、実際に見て聞いて触れて感じるといった経験はあってもいいと思うのです。
第4回学校説明会 ご参加ありがとうございました
第4回学校説明会を実施しました。
寒さが厳しくなっていく中、116組221名にご参加いただきました。
今回は、学校概要や入試概要の説明に続き、入試に向けての勉強方法のアドバイスを国語・理科・英語についてさせていただきました。
また、進路先が決まった本校3年生からのメッセージもお届けしました。
学校選択の参考として、また入試に向けての勉強の参考になったでしょうか。
進学先を絞り込む時期でもあるでしょうが、何より体調管理をしっかりして入試当日を迎えるようにしてください。
本日のご参加、ありがとうございました。
出会い
2年生が修学旅行で今年は長崎・佐賀・福岡の3県を訪れました。
その中で2泊めと3泊目は佐賀県で民泊を経験しました。
入村式では緊張からなのか言葉少なだった生徒たちが、離村式では別れ際に涙を流したりする姿さえ見られました。
離村式で皆さんに、「たまたま」や「偶然」というものもあれば、「必然」というのもある、ただ、今回の出会いは「必然」であって民泊先の家族とは会うべくして会ったと考えられはしないだろうかといった話をしました。
人が生きていく中で、数えきれないほどの人と知り合うことになるわけですが、実はその人と出会うことが決まっていたとしたらどうでしょう。
とはいえ、今回お世話になった人たちと今後お会いする機会はあまりないかもしれません。だからこそ、人との出会いは大事にすべきであると考えるのです。たとえ1回きりの出会いだったとしても、皆さんの人生に何かしら影響を与えてくれる。これからの出会いについても、そんな風に考えてみたらどうでしょうか。
地域というもの
先日、福祉の里図書館に行って来ました。地域連携企画で美術Ⅱの作品が展示されているためです。
会場には生徒たちの作品が部屋中に並べられていました。
今年度だけでも、これまでにダンス部や軽音楽部が地域の小学校等にご招待され、発表する場面が多くありました。県立の高校とはいえ、地域とつながっているのだということを感じさせられます。
ほかにも、地域の自治会の夏祭りや福祉協議会に参加させていただいたり、市の体育協議会のお手伝いをさせていただいたりということもありました。
地域の中の学校ということを考えてみると、多くの方の支えがあって成り立っているのだということを忘れてはならないでしょう。
今後の本校の在り方を考える機会にもなっています。
第3回学校説明会 ご参加ありがとうございました
第3回学校説明会を実施しました。
今回は、ダンス部によるパフォーマンス披露で開会としました。
生徒の活動を生で見ていただく機会としたわけですが、中学生・保護者の皆さんにはどう映ったのでしょう。
説明会では61組117名のご参加をいただきました。
学校概要説明に続き、生徒会役員生徒による行事説明や、説明会後には生徒たちによる校内案内と、生徒の様子をご覧いただけたのではないでしょうか。
2学期も半ばを迎え、学校選択も絞り込みの時期になっていることでしょう。
本日の説明会が、学校選択の一助になってくだされば幸いです。
本日はありがとうございました。
祭の後
第51回落葉祭(文化祭)が閉式しました。
最後に全校生徒で歌っている姿は感動させられました。
一般公開では、天候が悪い中、900名を超える一般来場の方をお迎えすることができました。
ありがとうございました。
こういった学校行事は、企画や準備に長い時間をかけているのに、当日を迎えるとあっという間に終わってしまいます。
各教室や体育館など、それぞれ工夫された装飾で埋められていたのに、もう跡形もありません。
個人的な好みになって申し訳ありませんが、私自身、本番が終わった後のステージから、誰もいなくなった客席を眺めるのが大好きです。ほんの数時間前まではここにお客さんがいて、ステージを見ていたのに、もうそこには誰もいない。ステージの上にあったものも片付いてしまっている。
そんなはかなさもイベントのよさの一つのような気がしています。
明日以降、またいつもの教室であり、いつもの体育館。日常が戻ってくるのです。
それでも生徒の皆さんの中に昨日までとは違う何かを感じているのではないでしょうか。
だからこそ、時間をかけた準備に大きな意味があるのと思うのです。
落葉祭 校内公開
第51回落葉祭(文化祭)開幕です。
オープニングは和太鼓演奏。会場はすでに大きく盛り上がっていました。
開会式の後は校内公開。今日はお互いに発表や展示を見る日でした。
これを書いている今、明日に向けてのリハーサルの音が聞こえています。
明日は一般のお客様をお迎えする日です。
かたち
今、本校では落葉祭(文化祭)の準備がすすんでいます。
昨日、ある学校の周年行事に参加させていただきました。そこで生徒代表として生徒会長があいさつをしていました。その中で、「無形の伝統」という言葉を使っていました。
「伝統」には有形無形様々なものがあり、これと似たものに「習慣」や「風習」等があります。学校は、創立以来毎年多くの生徒が入学してきて、そこで学校生活を送ります。そのなかで長い時間をかけてその学校の「伝統」ができてくるものでしょう。「伝統」は実際にできるかどうかは別として、あえて意図的に作ろうとする場合もあるかもしれません。しかし、ほとんどの場合、結果として「伝統」になっていたというものなのでしょう。
生徒自身が意識していなくても、実はそれは「伝統」となっていることだった、というものもあるでしょう。文化祭などの行事の中にもあるかもしれません。
では、本校の目に見えない「伝統」、「無形の伝統」とは何なのでしょう。昨日の周年行事中、皆さんだったらどう答えるか、どこかで聞いてみたいなと感じたのです。
9月21日(土) 学校説明会 ご参加ありがとうございました。
今年度第2回学校説明会を行いました。
中学生・保護者合計62組115名の方にご参加いただきました。
学校概要や進路指導等の説明のほか、生徒会役員の生徒による学校紹介や部活動生徒による校内案内等を実施しました。
体育館が会場であり、予想以上に気温が高いなかでの実施となり申し訳ありませんでした。
本日の説明会を、高校とはどういう場所か、学校選択をどうしていったらよいかを知る一助としていただければと考えています。
本日のご参加、ありがとうございました。
お客様を迎えるということ
2学期の始業式で、「見えないところ」に力を入れる、「準備」を周到に行う話をしました。その中で文化祭における準備についても触れました。10月に行われる落葉祭(文化祭)に向けて、生徒の皆さんは今文字通り準備をしているところでしょう。
一般公開はもちろん、校内公開であっても各企画に対してお客様をお迎えすることに変わりはありません。来場する方にとってみれば、その場の対応や発表がすべてであって、それまでにどれだけの準備や練習があったかは知る由もないわけです。
ステージ発表で考えてみましょう。お客様は発表会場に足を運び、発表を見て、会場を後にします。発表を見るためには決められた発表時間に間に合うように会場に行かねばなりません。つまり、家などを出てからまた家に戻るまで、一定の時間その発表のために時間を確保することになるわけです。その方の時間を使わせていただいていることになるわけです。発表する側は楽しいという意識が主になるのかもしれません。しかし同時に他人の時間を使わせていただいているということを忘れてはいけないのではないでしょうか。
文化祭当日まで限られた時間ではありますが、どこかで来場される方の時間を使わせていただいているという意識をもって準備を進めてほしいと思っています。
7月26日(金) 「部活動体験」 ご参加ありがとうございました。
本日、午前に部活動体験を実施しました。
学校概要説明の後、各活動場所に移動して体験していただきました。
体育館やグラウンドなど会場がかなり暑い状況での実施でしたが、本校の生徒たちも、中学生と一緒に活動できることを楽しみにしており、限られた時間ではありましたが充実した時間となっていたようです。
中学3年生並びに保護者の皆様、ご参加いただき本当にありがとうございました。この体験が、これからの進路活動のお役にたちましたら幸いです。
与えてくれる力
前回の話の視点を変えて。
先日、野球部を応援しに球場に出かけました。
今日は、校内で行われた吹奏楽部のコンサートと軽音楽部のライブも拝見しました。
野球の試合の後、「生徒たちは持っている以上の力を発揮していた」と伺い、また、「新座高校の応援は素晴らしかった」との声も頂戴しました。また、吹奏楽部のコンサートには教室に入りきらずに廊下から見ている人もいました。吹奏楽部のライブでは、曲にあわせて手拍子をしている生徒たちが大勢いました。
【持っている以上の力】は何によって発揮されるのでしょう。会場の空気感によるところも多いのではないでしょうか。そしてその空気感は会場に来ている観客が作り出しているような気がしています。
もちろん、その日のために練習を積んでいるからこそ力を出せるわけでしょう。そこに観客の声や視線、またエネルギーなどを意識無意識に受け取って大きな力がプラスされているともいえると思うのです。
何かに取り組むとき、孤独を感じる場面があるかもしれません。しかし、周りの誰かが力を貸してくれているかもしれませんし、皆さんが誰かの力になっていることだってあるかもしれないのです。
【力】は目に見えません。それでも確かにそこに存在しているのです。
食わず嫌い
運動部では、夏の大会が開催されています。その中には関係者や一般に開放されている大会も増えてきているようです。
そういった大会を観戦した経験はあるでしょうか。
同様に、文化部についてはどうでしょう。こちらも発表会やコンクールなど、部ごとに開催されているのを知っていますか。そしてこちらにも足を運んだ経験があるでしょうか。
6月19日(水)に、「第41回埼玉県高等学校総合文化祭開会式・第48回全国高等学校総合文化祭壮行会」が埼玉会館で行われました。文化部が一堂に会して、各大会の開会式を行い、あわせて今年度の全国大会の壮行会を行うものです。
具体的には「音楽(合唱・吹奏楽・器楽・管弦楽)」「美術」「書道」「写真」「演劇」「邦楽」「郷土芸能」「マーチングバンド・バトントワリング」「将棋」「囲碁」「かるた」「新聞」「放送」「アマチュア無線」「文芸」「科学」の各部門のが該当しています。
普段はそれぞれの専門部ごとに活動しているのですが、この日は交流を兼ねて集まっています。なかなかお互いの活動を見る機会はないので、貴重な経験ができているのではないでしょうか。
さて、個人的に美術館や演奏会に出かける場合もあるでしょう。しかし、みなさんと同じ高校生が芸術文化活動を通して活躍している姿に、直接触れる機会はそう多くはないのではないですか。一般に開かれている大会は限られているかもしれませんが、例えば落葉祭(文化祭)で文化部の作品を見るときにでも大会日程を聞いてみたらどうでしょう。そこで思わぬ発見があるかもしれません。
運動部でもそうです。個人的に応援しているチームがあったりという場合もあるかもしれません。それでも仲間が活躍している姿を生で見る機会だってそう多くはありません。仲間の意外な面が見られるかもしれません。
まずは見てみること。そんなにハードルは高くないのではないでしょうか。
自立
6月12日(水)に今年度第1回学校評議員会・学校評価懇話会が行われました。
授業見学ではほとんどの教室をご覧くださり、生徒の姿も見ていただけました。
意見交換をしている中で、ある委員のご意見に、「日々のコミュニケーションや将来の目標立てを早期に教えることが大切である」というものがありました。
我々は、毎日目の前の出来事におわれ、夢や目標を目指していくことを忘れてしまいがちです。皆さんは、自分の夢や目標をどれくらい意識して生活しているのでしょう。学校から帰るとくたくたでそのまま就寝なんていう日もあるのでしょうか。そんな中でも本校の先生方は、皆さんの将来について様々な材料を提供したり話したりしてくれているのではないでしょうか。
これまでに本校を卒業していった先輩たちは、今様々な世界で活躍してくれていると思います。中には高校生の時に持っていた夢や目標とは異なる場所で活躍している人もいるでしょう。それでも何かの折に現状報告をしてくれると、元担任としてはうれしいものです。もちろん元担任を喜ばすために活躍しているわけではないのは当然ですが。
令和6年度の1学期も終盤です。夢や目標の達成に向けて今学期はどれだけ自らを磨く時間に使いましたか。多くの人の力を借りながら過ごしていくことをとおして、社会に旅立つために自分の力で立てるよう、ここでここまでの過ごし方を振り返ってみましょう。
一つになる
6月7日(金)に体育祭が実施されました。当初予定されていた日が天候不良のため、延期されての開催でした。
開会式の前の点呼の際、担任の先生方を巻き込んでのパフォーマンスにまずは驚かされました。
その後はどの種目においても生徒の皆さんのエネルギーが感じられた見ごたえのある体育祭だといえると思います。
過日、国立競技場でラグビーの試合を見る機会がありました。選手たちの動きに会場がどよめいたり拍手がおこったり、チームに関係なく応援している様子は、まさに会場が一体になっていることを感じさせ、いい時間を過ごせたなという感想を持てたのです。
体育祭の中でも、リレーや応援合戦等、クラスを超えて応援している姿、声をかけている姿がが見られました。その感想もあって、講評の際に「一つになる」ことは大事でありこの経験はいずれ形になって表れると話し、あわせて私なりに考えた団旗と応援合戦の評価観点をお伝えしたのですが、どうだったでしょう。
これからは落葉祭(文化祭)の企画と準備へと進んでいくのでしょう。改めて「一つになった」展示・発表となることを期待しています。
自分でやってみること
本日5月31日は体育祭の予定だったが、天候不良のため延期となりました。
先日埼玉県芸術文化振興財団の 理事長さんと彩の国さいたま芸術劇場の館長さんとお会いしました。その中で、生徒の皆さんにお客さんとして来場してほしいというお話がありました。
生徒の皆さんは、これまで何回ぐらい劇場に出かけたことがあるのでしょう。映画館なら何度もあっても、劇場は全くないという人も多いかもしれません。映画だって自宅で見る手段はいくらでもあるわけですから、映画館だってほとんど行かないという人はこちらが思っている以上多いのかもしれません。
劇場に足を運ぶとしても、チケットの代金は結構高いもの。さらにかなり前から日程を調整しておく必要だってあるわけで。こういったことが劇場に行く機会を減らす原因にもなってしまうのでしょう。
それでも、どういった形でもいいから出かけてみてほしいと思っています。それが好きな芸能人目当てであってもいいし、たまたま無料招待だったからであってもいいのです。劇場という空間に身を置き、その空気を感じてくれたのなら。実際に自ら足を運ぶことで感じることがきっとあるはずです。それは直接その人の生活には影響はないかもしれませんが、何かしらの形で残っていくことでしょう。
体育祭は1週間先になりました。しかし昨日の予行を見て、生徒諸君がこれまで準備してきたことが形になっているのだなあと感じさせられました。みんなが自分でやってきたからこそ昨日を迎えられたはずです。この延期を好機と考え、本番を迎えてください。
映画館でも劇場でも、開演時に客電が落ちる時が私は好きです。それから劇場で本番が終わった後、お客さんが帰り、舞台上の撤収もすんだ何もない舞台上に立って劇場内を見渡すときも。
自分で実際にやってみてこそ感じるその感覚は、何にも代えがたい価値があるはずです。そんな感覚をみんなにもたくさん味わってほしいと思うのです。
時間をいかに使うのか
令和6年度が始まり1か月が過ぎました。生徒たちは新しい環境に次第に慣れ学校生活を送っています。
始業式に、今年度は「挑戦しよう。動いてみよう。」という話をしました。我々は良くも悪くも時間に縛られて生活しています。私も校長室の時計を見て、「あと○○時間しかない」「もう○○時だ」等と毎日時間を気にしながらの生活です。そんな毎日のなかで、時々「あと○○時間あったらな」とと考えることがあります。それが数時間であったりわずか数分であったりしますが、いずれにしても時間を気にすることにはさほど違いはないでしょう。
では、1日が30時間だったらどうでしょう。今より1日当たり6時間、割合にして25%分長くなるわけですから、さぞかし多くのことができるようになるのでしょう。そして、もう「時間が足りない」ということもなくなるのでしょう。
と書きましたが、おそらく多くの人は「そんなことはない」と思うのではないでしょうか。仮に1日が30時間だったとしても、やはり「あと○○時間あったらな」と考えることになるのでしょう。
そもそもこの【時間】というものは感覚的なものであり、長い短いもその場その場の感覚や状況で変わってしまいます。それがたまたま時計というものが存在することによって一律に長さが決まっているだけでしかありません。
先を見通して準備を進める。すべては自分の意識の持ち方次第ではあるのでしょう。そんなことは当たり前だと言われてしまいそうですが、自戒を込めてあえて口にしてしまうのです。
生徒の皆さんが、少しでも早く今年挑戦することを見つけ、動きだしてくれることを楽しみにしています。
4月8日(月) 入学式
4月8日に新入生が入学しました。
今年度、桜の開花が遅かったことにより、桜の花に囲まれたなかでの入学式でした。
式辞として以下のような話をさせていただきました。
令和6年度 入学式式辞 令和6年4月8日(月)
一日一日と温かさが増す今日の佳き日に、多数の保護者の皆様のご臨席を得て、このように入学式を挙行できますことは、私たち教職員、在校生にとりまして大きな喜びであります。
ただいま入学を許可されました199名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。これからはじまる新座高校での学校生活は、きっと皆さんにとってかけがえのないものになることでしょう。私たち教職員一同、皆さんの入学を心より歓迎し、成長のお手伝いをしてまいります。
社会が目まぐるしく変化し、AIが台頭していくことが予測される現在、人はどう生きていくべきなのでしょう。
我々はこれまで、様々な問いかけをされ、それに対して正解を答えることを求められる場が多くありました。しかしこれからは正解のない問いに答えたり、問いを考えたりすることが求められていくようです。
また、人は一人では生きていけないとも言います。周囲と協力しながら誰かのため、世のためにどう行動していけばいいのかが問われています。
本校の教育目標は、「変化が激しい社会を生き抜くために、社会人として自立し、主体的に社会に貢献できる生徒を育成する」です。
答えを待つときは終わりなのです。自分中心な考え方が求められてはいないのです。とはいえ毎日どう過ごしていけばいいのでしょうか。
「夢」を持てともいいます。今見つかっていないなら、夢と出会うその日のために、日々の学校生活を大事にし、仲間を大事にし、主体的に、真剣に取り組んでいきましょう。
人にやさしく自分に厳しくし、集団の中で自信と誇りを身に着けて社会に旅立っていくことを願っています。
保護者の皆様、この度はお子様のご入学、誠におめでとうございます。そして本日は御多忙の中、入学式におこしいただきありがとうございました。本日より私たち教職員一同は、お子様の成長を全力でサポートしてまいります。学校とご家庭が手を携えて一緒に取り組んでいくことが肝要だと考えております。何卒御支援と御協力をよろしくお願いいたします。
5年後、10年後に新入生の皆さんが「新座高校でよかった、あのときの経験が今こんなふうに活きている」と言ってくれることを心から願い、式辞とさせていただきます。
令和6年4月8日
埼玉県立新座高等学校長 松島 雄哉
3月24日(金)第3学期終業式 校長のことば
校内は桜が満開でとてもきれいです。そんな中、体育館にて 第3学期終業式を行いました。
「校長のことば」を掲載します。ご一読いただけましたら幸いです
内容は次のとおりです。
1 1年間を3つの視点からの振り返り
・自分が「成長」することができましたか。
・お互いに「成長」することができましたか。
・「より良い学校づくり」に協力することができましたか。
人と比べる必要はありません。自分で一歩一歩成長したと感じるとともに、一所懸命に努力したなら自分を
『よくやったね』とほめてください。
2 3年生の頑張り~あなたもできます(You can do it!)
3月10日(金)に161名の3年生の生徒が「笑顔で」卒業していきました。
3年生は自分の進路先について一所懸命に考えて、友人・先生・保護者の方々からのサポートを受けて
挑戦することを選び、努力を重ね、自分の希望する進路先の合格・内定を勝ち取ることができました。
1,2年生のみなさんも、「成長する」、「意識が変わる」、「行動する」、「乗り越える」ことができます。
3 「スラムダンク勝利学」~映画「スラムダンク」
「勝利」とは、自分が変化すること、いろいろな考え方をすることです。
授業なら、自分が学習を重ねる、友人におしえてもらう、分からない生徒に教えてあげ、
クラスの全生徒ができるようになる。
授業でも、実は、みなさんは、「勝利」を手にしているのです。
「あいさつ」や「(感謝の)ありがとう」が、大切です。
さあ、生徒のみなさん、楽しい高校生活にするために、友人や先生に「おはようございます」、「こんにちは」、「さようなら」とあいさつし、「ありがとう(ございました)」と感謝を伝えましょう!
おわりに、
生徒のみなさんに「七転び八起き」という言葉を贈ります。「何度、失敗しても、あきらめずに努力する」という意味です。前向きな考え方」を身に付け、「努力」を続けていれば、「幸せ」に近づくことができると思います。
もう少しでコロナが収束し、普段の学校生活が戻りそうです。新座高校生、ガンバレ!
以上で終わります
3月10㈮ 第48回卒業証書授与式を挙行しました
本日、本校体育館にて第48回 卒業証書授与式を挙行しました。多数の保護者の皆様のご列席があり、教職員と1,2年生の生徒代表の生徒会長で温かな雰囲気の中で行いました。卒業生の今後の活躍を期待しています。卒業生の保護者の皆さま、本日はありがとうございました。以下に「式辞」を載せましたので、ご一読頂けましたら幸いです。
「式 辞」
春のうららかな陽光が降り注ぎ、校内の桜の花も咲き始める今日の佳き日に、多くの保護者の皆様方のご列席を賜り、本日、「第四十八回卒業証書授与式」を挙行できますことは、卒業生はもとより、私たち教職員にとりましても、この上のない喜びでございます。心より厚く感謝を申し上げます。
ただ今、卒業証書を授与致しました161名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。本日より、1万人以上いる本校卒業生の仲間入りとなりました。
さて、卒業生のみなさんは、2011年に東日本大震災を経験し、幼稚園や保育園の卒園式また小学校の入学式もできなかった生徒がいたと聞いています。その後は、小学校・中学校と順調に学校生活を送ることができました。ところが、中学3年の3学期から世界的なコロナ禍となり、中学校での卒業式もできなかった生徒もいたと聞いています。本校に入学してからも入学式の翌日から5月末までと臨時休業となりました。このままでは学校生活や部活動や進路はどうなってしまうのだろうと不安に思った人も多かったのではないでしょうか。
しかしながら、卒業生のみなさんは、4月から担任の先生方から電話やICTを活用した面談を行い、コミュニケーションをとり始めました。卒業生のみなさんは自分でもいろいろと考える時間ができて行動することができたと思います。それ故、6月から始まった学校生活にも徐々に慣れ、その後は笑顔で学校生活を送ることができたのではないでしょうか。
ここ3年間、コロナウィルス感染拡大防止の制限がある中、卒業生のみなさんは、今までとは違う形式の体育祭、落葉祭に主体的に参加し行事を盛り上げてくれました。特に、応援合戦での卒業生のみなさんの1,2年生に対する「リーダーシップ」は素晴らしいもので伝統のある新座高校を実感できるものでした。私はその「リーダーシップ」に感動しました。
また、3年間を通して、次の5つの力をつけ伸ばすことができたと思います。
生涯にわたり学び続ける力である「学習する力」、円滑な人間関係をつくり維持する力である「コミュニケーション力」、自分と他者を大切にする力である「思い合う力」、自分で考え判断してよい行動をする力である「自己指導能力」、将来に向けて考えて行動する力である「進路行動力」です。私は「卒業生のみなさんが、人として生きる力を身に付け伸ばし、成長したこと」をとても素晴らしい、そして誇りに思います。
さて、これから卒業生のみなさんは進学する人、就職する人に分かれますが、最終的には「大きく変わる世の中」に出ることになります。時代の変化に対応して自分を変えて社会を生き抜くことが必要です。
さて、「卒業生のみなさんは、どう生きていきますか。」
そこで私から次の3つのことを伝えたいと思います。
1つ目は、「自分」を大切にして、新座高校で身に付けた「自分で考えて行動する力」を発揮して人生を歩んでいってほしいということです。卒業生のみなさんも好きなことを見つけ努力を重ねてより良い人生を歩んでください。
2つ目は、「他人」を大切にして、「思いやり」を持って人と接して、共に「幸せ」になってほしいということです。相手のためにも、自分のためにも「思いやり」を大切にしてより良い行動をしてください。
3つ目は、今後は、広く社会の一員としての「自覚」と「責任」を持ち、「より良い社会づくり」に貢献してほしいということです。卒業生のみなさんも自分がする仕事や活動で社会の役に立ってください。
人生には、良い時期もあれば、今回のコロナ禍など大変な時期もあります。時に、自分の力だけではどうにもできないことが起きます。でもやまない雨はありません。必ず晴れの日が来ます。人としてどのように生きるかをよく考えてから行動し、多様な人々と一緒に「豊かな社会」を築いてください。「みんなの心が共に響きあう学校」新座高校で学んだことがきっとこれからの人生に役に立つと思います。人生に対して前向きに考え、世の中のたくさんの人々と出会い、仕事や活動をしてください。そうすれば、必ず、あなたにとっても、日本、世界の人々にとっても「より良い未来」が開けていくものと、私は信じています。
保護者の皆さま方には三年間学校へのご理解・ご協力をいただきまして誠にありがとうございました。心よりお子様のご卒業をお祝い申し上げます。今日の佳き日を迎え、少し肩の荷が下り、安堵されていることでしょう。お子様のこれからの活躍を見守ってください。
結びに、将来、卒業生の全員が、「自分の人生も、世の中も、より良い方向に進んでいるな」と感じ、幸せな人生を過ごしていることを祈念し、式辞といたします。
令和5年3月10日
埼玉県立新座高等学校長 横山 和良
1月21日(土)第5回 学校説明会
本日も、コロナウィルス感染拡大防止のために3密を避け、換気、座席の間隔を取り、
広い体育館にて学校説明会行いました。100組170名以上の方々に申し込みをいただきました。
寒い中、本校の学校説明会にご参加くださいまして、誠にありがとうございました。
内容は以下の通りです。
◎全体会
司会:生徒会生徒2名
1 校長あいさつ:校長 ※ 内容については校長ブログをご覧ください。
(1)新座高校の生徒たちの「学校満足度」は「87.0%」でした。(今年度)
(2)新座高校の保護者の方々の学校満足度は「88.6%」でした。(今年度)
(3 新座高校の「進路決定率」は「93%」でした。(昨年度)
進路実績は今年度も好調です。
2 学校概要説明:教務(学校案内から)
3 生徒による説明:生徒会生徒
(学習・学校行事・部活動・学校生活のスライドショー)
4 入試について:教頭(選抜基準など)
5 入試アドバイス:数学、社会
6 在校生スピーチ上映
本校の3年生の生徒たちが学校生活などについて熱く語ってくれました
7 文化祭ダイジェスト上映:教務(クラス企画・部活動の発表など)
8 連絡(アンケート入力について)
〇校内見学ツアー:部活動の生徒(説明つき)
〇個別相談:教員
中学生のみなさん、「受験勉強」を頑張ってください。
「今の頑張り」は高校での学習に役に立ちます。
保護者のみなさま、「健康管理とサポート」をお願いいたします。
令和4年度 第3学期始業式 校長の言葉(リモート方式で実施)
令和4年度 第3学期始業式 校長の言葉の概要を掲載します。ご一読頂けましたら幸いです。
生徒のみなさん、おはようございます。冬休みは少しゆっくりできましたか。
初詣に行ってきましたか。私は初詣に出かけて「健康」を祈願してきました。
さて、今日は「1年の計は元旦にあり~初心を思い出す~」について考えてみましょう!
生徒のみなさん、「高校入学時の初心」を覚えていますか。
1 勉強を頑張る
2 友達をたくさんつくる
3 部活動を頑張る
4 学校行事(体育祭・落葉祭など)を頑張る
5 たくさん楽しい思い出をつくる
どうですか、いくつか実現できていますか。
私は1年生の入学時に、「新座高校の3年間で『大きく成長』してください。
そして自分から『社会に出て活躍する力』を身に付けてくださいとアドバイスしています。
新座高校の3年生は、自己指導能力(自分をコントロールする力)を身に付け向上させ、
進路実現を果たしています。
ここで、 「自己指導能力(自分をコントロールする力)の育成」の流れを確認してみましょう。
1 自分をありのままに認める(自己受容):「私は・・・・です。」
2 自分に対する理解を深める(自己理解):「私の良いところは・・・です。」
3 自分の目標を立て、また明らかにする(目標作成):
・「私の夢は・・・・です。」「だから○○学校(大学、短大、専門学校)に進学します。」
・「私の夢は・・・・です。」 「だから○○に就職します。」
4 目標の達成のため、自分から行動を決断し実行する(決断実行) :
「○○学校に進学するために、毎日・・・します。」
「○○に就職するために毎日・・・します。」
5 日常生活のそれぞれの場でどのような選択が適切であるか、 自分で判断して実行する
(行動選択・判断・実行) :
「進学するために、毎日授業を大切にして家庭学習もします。」
「人として信頼されるために、多少のことは我慢します。」
6 自分の行動について「責任」をとるという経験を積み重ねる(責任感育成):
「○○委員会に「責任感」を持って参加します。」
「人として信頼されるために、遅刻をしないように注意します。」
以上です。是非、自己指導能力(自分をコントロールする力)を身に付け向上させてください。
生徒のみなさん、3学期の活躍を期待しています。
第2学期 終業式(リモート方式で実施)
第2学期 終業式をコロナ感染防止などの観点からリモート方式で実施しました。
内容は以下の通りです。
1 開式のことば(教頭)
2 校歌(動画)
3 校長の話:「自立~18才成人~」に向けて準備はできていますか。
(1)自分でこの1年間、4月から、2学期を「振り返る」
①学習、②生活、③進路、④人間力
(2)「自分を大切にして、自分を成長させる。」の次のステージ
将来の職業(夢)をいくつか考えて、目標を設定して
日々「いい緊張感」を持って生活しよう。
(3)「よりよい人間関係づくり」
段階的に「WIN-WINな関係づくり(自分も相手も幸せな関係)」を考えてみよう。
(4)生徒の登校時間について:教員の働き方改革に伴い、生徒玄関は8:00にカギ開け
に変更します。それ以前に登校する生徒は職員玄関から入ってください。
4 生徒指導部より(生徒指導副主任)
(1)生徒会役員の活躍により「セーター登校」ができました。
(2)冬季休業中は「学校のルール」を守り生活しましょう。
5 閉式のことば(教頭)
6 生徒会新役員の紹介(選挙管理委員会)
生徒会長のあいさつ
〇第50期新生徒会のやる気に満ちた笑顔を見ることができ、また
新会長から意気込みを聞くことができました。期待しています。
7 表彰:ダンス部、書道、美術、漢字検定、数学コンテストなど
〇部活動、学習などで優秀な成績を収めた多数の生徒を表彰しました。
新座高校の生徒たち、頑張っています!
8 壮行会:ダンス部全国大会出場
(1)校長のことば
〇「本番ではキレッキレのダンスと飛び切りの笑顔でパフォーマンスしてください」と激励しました。
(2)生徒会長のことば
(3)ダンス部の生徒代表あいさつ
日々努力している生徒たち、これから頑張ろうとする生徒たちの様子を共有することができ、
大変充実した「終業式」となりました。
11月26日(土)第4回 学校説明会
本日も、コロナウィルス感染拡大防止のために3密を避け、換気、座席の間隔を取り、
広い体育館にて学校説明会行いました。 内容は以下の通りです。
◎全体会
司会:生徒会生徒2名
1 校長あいさつ:校長
「新座高校の生徒たちはとても頑張っていて、日々成長している」ことなどについて
※ 進路実績は今年度も好調です。4年制大学希望が増加しています。
また、内容については校長ブログをご覧ください。
2 学校概要説明:教務(学校案内から)
3 生徒による説明:生徒会生徒
(学習・学校行事・部活動・学校生活のスライドショー)
中学生・保護者の方々から拍手が沸き起こりました。
4 入試について:教頭(選抜基準など)
5 入試アドバイス:国語、理科、英語
(1)普段の中学校の授業を大切にする
(2)教科書を読み込む
(3)高校受験勉強は今後の役に立つので頑張る
6 在校生スピーチ上映(NEW)
本校の3年生の生徒たちが学校生活などについて「熱く」語ってくれました。
7 文化祭ダイジェスト上映:教務(クラス企画・部活動の発表など)
8 連絡(アンケート入力について)
〇校内見学ツアー:部活動の生徒(説明つき)
〇個別相談:教員
学校説明会の目的として「新座高校の特色について理解してもらう」に加えて
「在校生によるスピーチを実施し、高校生活のイメージを持ってもらう」を加えました。
中学生・保護者のみなさまが本校の生徒と本校での高校生活のイメージを
持っていただけましたら幸いです。
本日、第4回学校説明会にご参加された中学生・保護者のみなさま、
雨の中、またお寒い中、誠にありがとうございました。
次回、第5回学校説明会は、1月21日(土)です。
たくさんの中学生・保護者のみなさまのご参加をお待ちしております。
11月24日(木)立ち合い演説会(生徒会役員選挙) 体育館で実施
本日11月24日(木)の5時間目に「立ち合い演説会(生徒会役員選挙)」を行いました。選挙管理委員会の生徒が司会を務め、生徒会の先生方がサポートしました。各候補者の応援演説から始まり、候補者が自分の思いをそれぞれ伝えていました。
いくつか心に残る言葉がありましたので、いくつか紹介させていただきます。
「〇〇さんは責任感があり、思い遣りもある」、「□□くんは積極的に生徒会の仕事に取り組んでいる」、「私は学校行事を頑張り学校に貢献したい」、「私は生徒会の先輩たちのように学校の役に立てるような仕事をしたい」、「私は生徒の意見を聞き、より良い学校生活を送れるよう頑張りたい」、「私は生徒会の仕事をして自分を成長させたい」、「私は生徒の意見を聞き話し合いを重ね、より良い学校づくりをしたい」などです。
校長として本校の生徒のそれぞれの演説を聴き、これまでの生徒会の役員たちに生徒会での働きに対して心から「感謝」するとともに、新しい生徒会役員たちにこれからの生徒会に働きに対して「大きな期待」を持つことができました。
以下に本日の「校長あいさつ」を掲載させていただきます。ご一読いただけましたら幸いです。
生徒のみなさん、こんにちは。本日は次の生徒会の役員を選ぶ「立ち合い演説会」です。
私から2つのことをお話ししたいと思います。
1 今日は自分たちの学校のリーダーとなる生徒のみなさんの話を聴き投票する日です。
真剣に候補者の話を聴いて投票してください。
2 18才成年になりました。3年生の生徒のみなさんの中には、18才となり選挙で投票をすること
ができる人もいると思います。他にも、携帯電話の契約などすることができます。1、2年生の生徒
もみなさんも近い将来18才になります。自分のこととして考えてください。この流れは世界的に見
ても同じです。その理由は若者一人一人が政治に興味を持ち、国・県・市町村のことについて考えて
ほしいからです。
本日はいつもと違い投票所をまねて投票箱に投票する形式で行います。きっと将来に向けてよい経
験となると思います。
以上です。
10月29日(土)第3回 学校説明会
本日も、コロナウィルス感染拡大防止のために3密を避け、換気、座席の間隔を取り、
広い体育館にて学校説明会行いました。 内容は以下の通りです。
◎全体会
司会:生徒会生徒2名
1 校長あいさつ:校長「新座高校の生徒は成長し、とても頑張っている」ことなどについて)
※ 内容については校長ブログをご覧ください。
2 学校概要説明:教務(学校案内から)
3 生徒による説明:生徒会生徒
(学習・学校行事・部活動・学校生活のスライドショー)
4 入試について:教頭(選抜基準など)
5 進路指導について:進路指導部
※ 進路実績は学校のホームページの進路の所を見てください。
6 文化祭ダイジェスト上映:教務(クラス企画・部活動の発表など)
7 連絡(アンケート入力について)
〇校内見学ツアー:部活動の生徒(説明つき)
〇個別相談:教員
◎NEW 生徒会質問コーナー
今年度から学校説明会の目的として「新座高校の特色について理解してもらう」に加えて
「生徒会による個別相談を通して新座高校生とふれあい、学校生活のイメージを持ってもらう」を加えるなどの変更をしました。中学生・保護者のみなさまが本校の生徒と学校の様子を聞くなど、ふれあうことができたら幸いです。
本日、第3回学校説明会にご参加された中学生・保護者のみなさま、
誠にありがとうございました。
次回、第4回学校説明会は、11月26日(土)です。
たくさんの中学生・保護者のみなさまのご参加をお待ちしております。
9月17日(土)第2回 学校説明会
本日は、コロナウィルス感染拡大防止のために3密を避け、換気、座席の間隔を取り、
広い体育館にて学校説明会行いました。
内容は以下の通りです。
◎全体会
司会:生徒会生徒2名
1 校長あいさつ:校長(本校の魅力などについて)
※ 内容については校長ブログをご覧ください。
2 学校概要説明:教務(学校案内から)
3 生徒による説明:生徒会生徒
(学習・学校行事・部活動・学校生活のスライドショー)
4 入試について:教頭(選抜基準など)
5 文化祭ダイジェスト上映:教務(クラス企画・部活動の発表など)
6 連絡(アンケートについて)
〇校内見学ツアー:部活動の生徒(説明つき)
〇個別相談:教員
◎NEW 生徒会質問コーナー
今年度の学校説明会の目的として「新座高校の特色について理解してもらう」に加えて
「生徒会による個別相談を通して新座高校生とふれあい、学校生活のイメージを持ってもらう」を加えるなどの変更をしました。中学生・保護者のみなさまが本校の生徒と学校の様子を聞くなどふれあうことができたら幸いです。
本日、第2回学校説明会にご参加された中学生・保護者のみなさま、
誠にありがとうございました。
次回、第3回学校説明会は、10月29日(土)です。
たくさんの中学生・保護者のみなさまのご参加をお待ちしております。
9月1日(木)第2学期 始業式 校長のことば リモート方式で実施
「校長のことば」の概要を以下に掲載させていただきます。ご一読頂けましたら幸いです。
1 1学期に実施したHyper QUの結果から
~「人権尊重~相手を一人の人間として尊重する。」~
〇結果から分かることは、新座高校の生徒は
(1)先生との人間関係がよい
(2)学校生活満足度が高い
「人権尊重~相手を一人の人間として尊重する。」についての具体的な3つのアドバイスをします。
①話をよく聞き、相手をよく理解する(思い込み、勘違いを防ぐ)
②思いやりを持ち発言し、行動する(悪口、傷つく言葉を言わない)
③相手を大切な人(家族や友人などのように)として敬う
2 「幸せ」について考えてみる
~2人の哲学者(アランとアドラー)から~
アランは、幸せになるためには次の3つのことが大切ですと言っています。
(1) 意志:何かをやろう、やり遂げようとする気持ち
(2) 努力:目標に向かいあきらめずに続ける力
(3) 行動:自分から動き出し、行い続ける
アドラーは、幸せになるためには次の5つのことが大切ですと言っています。
(1)過去の失敗は関係ない:前に失敗したからといって、次も失敗するとは限らない!
(2)すべては自分次第:幸せな人生を作るのは君自身なんだよ!
(3)しっかりと前を向く:未来は今から変えられる、前を向いて歩きだそう!
(4)チャレンジし続ける:勇気を出して、課題に立ち向かおう!
(5)人と協力しあう:人と助け合えたら、どんなことだってできる!
3 コロナウィルス感染予防に引き続き協力してください。
もう少しコロナ禍が続きます。ですが「希望」を持ち生活しましょう。
「こころと身体のセルフケア」を続けてみましょう。
(1)身体を動かす(運動する)
(2)今の気持ちを書いてみる(日記を書く)
(3)腹式呼吸をくりかえす (深呼吸する)
(4)「なりたい自分」に目を向ける(未来のことを考える)
(5)音楽を聞いたり、歌を歌おう(嫌なことは少し忘れて楽しい時間をつくる)
(6) 失敗したら笑ってみる(チャレンジしたことをほめる)
・2学期も生徒のみなさんの「活躍」を期待しています。
令和4年度 第1学期 終業式 校長のことば(リモート方式で実施)
令和4年度 第1学期の終業式 リモート方式で実施しました。
以下に校長のことばの概要を掲載します。ご一読いただけますと幸いです。
A 1学期、コロナ禍の中、生徒のみなさん、よくがんばりました。
1 学習面 成績優良者(7.5以上)
1年:18名,2年:33名,3年:34名
2 生活面 皆勤者(欠席、遅刻、早退、欠課なし)
1年:59名,2年:44名,3年:51名
3 体育祭(学校行事)
1,2,3年生ともに全力で競技、応援
4 部活動(運動部、文化部)
強豪校に善戦、自己ベスト更新。 部員数増加、活動の充実など
B 1学期の振り返りをしましょう。
1 自分を大切にして、自分を「成長」させてほしい。
(1)「学習する力」、(2)「進路について考え行動する力」
2 他者を大切にして、お互いに「成長」してほしい。
(1)私も、あなたも大切です。(2)「考えて」から行動する。
・いじめ、誹謗中傷(相手を傷つける言動)は「絶対ダメ」です。
3 新座高校の一員としての「自覚」と「責任」を持ち、
「より良い学校(社会)づくり」に貢献してほしい。
(1)ルールは自分のため、みんなの(命を守る)ためにある。
(2)自分から「ルール」を守り、自分も他の人々も楽しい生活を送る「意識」を持つ。
生徒のみなさん、2学期の始業式に元気で会いましょう!
7月4日(月)PTA上級学校見学会
本来なら4年生大学と短期大学の見学を行っていた見学会ですが、いまだコロナ禍のために受け入れはしてもらえません。暑い中でしたが、代わりに東京都内の専門学校見学にPTAの方々と行ってきました。
午前中は「日本電子専門学校」でした。CGと映像、ゲーム、アニメ、デザイン、AI、Webとモバイル、情報処理、ネットワークセキュリティ、電気電子などコンピュータを使った仕事に就くことを目的に2年間または3年間にわたり専門的に学べる学校でした。卒業生の中には、海外で働き活躍されている方もいるとのことです。
午後は「日本美容専門学校」でした。美容師になるための「専門科」、お化粧やネイルなども学ぶことができる「総合美容科」があります。絵画や彫像などたくさんの芸術作品が飾られており学生たちの感性を磨きます。また、たくさんの学生たちの優秀作品も廊下に展示してあり、後輩たちへのよい刺激になっています。学校行事もユニークで山登りやモンゴルでの海外研修などオリジナリティのある学校行事の内容でした。こちらも卒業生の中には、海外で働き活躍されている方もいるとのことです。
どちらの専門学校も「明確な志望動機」を持ち、本当に好きなことを一所懸命に学びたいと思う生徒に来てほしいと担当の方がお話しされていました。
「日本電子専門学校」、「日本美容専門学校」の方々、誠にありがとうございました。
6月7日(火)午後に令和4年度 第1回学校評議員会・評価懇話会を行いました。
2年間コロナ禍で第1回の実施を見合わせていましたが、学校での取り組みの説明に加えて、
久しぶりに授業見学・生徒会の生徒からの活動報告を行いました。
参加された学校評議員の方々から、「高校の各学年・分掌での組織的な取り組みが素晴らしい。」との感想がありました。また、「久しぶりに学校の授業を見たり、生徒会の生徒たちの話を聞くことができて楽しかった。」そして、「小論文指導など進路指導の充実があり、学校の変化を知ることができました。」との感想をいただきました。
参加されました学校評議員の皆さま、ありがとうございました。
新座高校は「進化・発展」しています。
5月26日(木)生徒総会など
5月26日(木)
5時間目に「生徒総会」が感染防止のためにリモート方式で開催されました。
内容を一部紹介します。
1 令和3年度生徒会活動報告(生徒会長)
コロナ制限下での学校行事の企画・運営など
2 令和4年度生徒会活動案(生徒会長)
第49期生徒会活動方針:「徹頭徹尾」~最初から最後まで、全力で活動に取り組む~
3 令和4年度委員会活動目標(各委員長)
HR:HR委員としての自覚を持ち学年をしっかりまとめる
体育:クラス、学年でリーダーシップを取り学校まとめられる元気な集団になる
生活:ルールや時間を守り、気持ちの良い学校生活を送ろう
文化祭実行:一生忘れられない思い出になるような落葉祭を企画する
4 令和3年度決算報告(生徒会会計)
5 令和4年度予算案(監査)
6 部活動報告及び目標(部活動の代表生徒)
生徒会の先生からは、「スムーズに総会が行うことができました。生徒会として目安箱の設置をすることとしましたが、総会だけでなく、日頃から全生徒が生徒会の一員として、よりよい学校生活を送るための意見交換ができたように思います。」との感想がありました。
6時間目は「Hyper QU(より良い学校生活のためのアンケート)」を行いました。
本校では「いじめのない学校」を目指し、各学期に1回生徒にアンケートを実施しております。1学期と3学期は「Hyper QU(より良い学校生活のためのアンケート)」を実施しております。これにより「やる気のあるクラス」、「居心地のよいクラス」、「より良い学校生活」について生徒は振り返りを行い、学校生活の改善をすることができると思います。
新座高校の生徒たちは日々「成長」しています。
第50回入学式 校長式辞
第50回入学式を県教委の指示の下、感染防止を行い体育館にて実施しました。
以下に式辞を掲載します。ご一読頂けましたら幸いです。
式 辞
校内の桜の花も咲き終わり、若葉をつけ始めています。
ただ今、入学を許可いたしました191名の生徒の皆さん、御入学おめでとうございます。在校生、教職員一同、みなさんの入学を、心から歓迎いたします。
今年の入学式も新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために、御来賓方々の御臨席を賜ることができず、とても残念です。しかしながら、ここに参列しました教職員と心をこめて入学式を挙行させていただきます。
本校は、昭和四十八年に新座市からの普通高校開設の要望を受けて開校し、記念すべき五十年目を迎えました。教育目標である「人として信頼され、志を持った生徒を育成する」という目標を達成するとともに、目指す学校像である「みんなの心が共に響きあう学校」という学校像の実現に向けて生徒・教職員が一丸となって、地域に根差し教育活動を行ってきた学校です。
さてここで、昨年度の新座高校の様子をお伝えしたいと思います。
コロナ禍の中、4月から学校が始まりました。昨年と違い、通常通りに学校が始まり元気に登校し、笑顔であいさつする生徒たちを見て、「本来の学校のスタート」だと感じました。
特に、心に残ったこととして、十一月には生徒会役員選挙の生徒たちの言葉がありました。「笑顔の花を咲かす」、「自発的に行動する」、「学校に貢献したい」、「学校の役に立てるような仕事をしたい」、「さらなる挑戦がしたい」、「全生徒が楽しいと思える学校を作りたい」など、大変意欲に満ちており、とても頼もしく思いました。
昨年度も生徒の学校満足度についてのアンケートを行いましたが、多くの生徒が満足していると答えてくれていました。生徒たちが学校を好きでいてくれることを、校長としてとても嬉しく思いました。そしてこれは、生徒達自身が打ち込めるものがあったり、自分の気持ちを話せる友達がいたり、お互いにルールを守ることを大切だと感じているからだと思いました。そしてその結果、学校が「楽しい場所」、「居心地の良い場所」になったのだと感じました。
一年間、私は新座高校の生徒たちや先生方の授業を見学し、一緒に学校行事に参加してきました。本校の生徒たちの「元気の良さ」、「素直さ」、「やる気」や、生徒たちと真剣に向き合いサポートする先生方の「優しさ」、「温かさ」、「厳しさ」を見て、「とてもすばらしい学校」だなと心から感じました。
先輩たちが築いてきてくれたこのすばらしい新座高校を、新入生のみなさんが是非、引き継ぎ、さらに活気のある学校にしてください。楽しい学校にするのは新入生の皆さん一人一人です。
私から高校で楽しく過ごすためのポイントを三つお話します。
一つ目は、「自分を大切にして、自分を成長させてほしい。」ということです。自分が好きなこと・得意なこと、自分の良さを生かし、将来、どのような職業に就いて、どのような人生を送るのか考えてください。そうすると高校での目標が決まり、自分から行動することができると思います。しかし、何かを始めてもうまくいかず、やめてしまいたいと感じる時があるかもしれません。家族にとっても、友達にとっても、先生にとっても、「大切なあなた」です。困ったときには誰かに話し、ゆっくり話を聞いてもらって解決してください。前を向いていきましょう。
二つ目は、「周囲の人も大切にしてお互いに成長してほしい。」ということです。高校生活の中で、様々な人と出会うでしょう。気が合う人、気が合わない人もいるでしょう。たとえ気が合わない人がいても、相手を理解しようと努力し、よい人間関係をつくることが大切です。生徒同士でも、生徒と教員間でも同じです。相手がどんな気持ちで自分と向き合っているかを考え、しっかり話し合いをしていきましょう。他者を理解することで自分を理解してくれる人が増えるはずです。素敵な人間関係が築けるよう応援しています。
三つ目は、「新座高校の一員としての自覚と責任を持ち、より良い学校づくりに協力してほしい。」ということです。誰かの喜ぶ顔が見たくて頑張る、何かをやり遂げることが「より良い学校づくり」につながります。そして、それらの力が今後、社会に出た時に役に立ちます。友達と協力することや、みんなで規律やルールを守ることの大切さを、行事や学校生活の中で感じ取り、責任ある行動をしてください。新入生の皆さんと一緒に新座高校を作っていくのを楽しみにしています。
この4月から法律が変わり十八歳を成人とし、社会的責任を負う立場になります。成人の準備期間であるこの高校生生活を、皆さんはどう過ごしていきますか。
私は、新入生のみなさんに、よく物事を考えてより良い行動を選んで実行する「自己指導能力(セルフコントロール)」を身に付けてほしいと思います。高校で生活する中でいろいろと楽しいこと、辛いことがあるでしょう。本校の先生方は、困ったときは寄り添い、道を間違えそうなときには真剣に話し合い、時に叱ることもあるでしょう。新入生の皆さんが本校で自立した責任感のある社会人に成長していくことを期待しています。
保護者の皆さま方、お子様のご入学、誠におめでとうございます。お祝い申し上げます。これから三年間、学校へのご理解・ご協力をお願いいたします。お子様のこれからの新座高校での活躍を見守ってください。
結びに、新入生の皆さんは今日、本校で第一歩を踏み出しました。これからの三年間が、今後の未来を決める大切な時期となります。それぞれの大きな「夢」に向かって、力強く一歩一歩歩んでいってください。
新入生の皆さんの「大いなる成長」を祈念し、式辞といたします。
令和4年度 第1学期 始業式 「校長のことば」 リモート形式で実施
令和4年度第1学期始業式をリモート形式で実施しました。以下に「校長のことば」を掲載しましたのでご一読頂けましたら幸いです。
2年生,3年生の生徒のみなさん、おはようございます。いよいよ新年度が始まります。元気よくスタートしましょう。
今年度、2年生,3年生の生徒のみなさんに期待することについて次の3つのことをお話します。
1 自分を大切にして、自分を「成長」させてほしい。(次の段階へ)
2 他者を大切にして、お互いに「成長」してほしい。(次の段階へ)
3 新座高校の一員としての「自覚」と「責任」を持ち、「より良い学校づくり」に貢献
してほしい。(次の段階へ)
1 自分を大切にして、自分を「成長」させてほしい。段階的に進めていきましょう。
第1段階として、自分の個性・特性を知り、それを伸ばす力をつけましょう。何が好きで、どんなことに興味があるのか、自分を客観的に見てみましょう。「自己理解力」
第2段階として、その時、その場所で、どのような行動が適切であるか自分で考えて決めて良いことを実行する力をつけましょう。「正しいことは何か」を判断して行動するようにしましょう。「自己指導能力」
第3段階として、自分で「夢」を持ち、それに向かって進む力をつけましょう。人生は「七転び八起き」です。失敗しても大丈です。ゆっくり前に進みましょう。「物事をやり抜く力」
2 周囲の人を大切にして、お互いに「成長」してほしい。
第1段階として、相手に「思いやり」を持って接してみましょう。そして、より良い人間関係を築き、維持する力をつけましょう。いじめは絶対にダメです。もし自分が相手の立場だったらどう思うかを想像してみてください。 「相手を思いやる力」
第2段階として、相手の話をよく聞き理解して、それから自分で話をして理解してもらう力をつけましょう。自分を理解してもらうには、まず相手の話をよく聴きましょう。
「お互いを理解する力」
第3段階として、話し合う時に、お互いの考えや違いを認め、話し合いにより良い方向に導く力をつけましょう。自分が我慢する、相手が我慢するのではなく、お互いが納得するように話しあいをしましょう。 「話し合う力」
3 新座高校の一員としての「自覚」と「責任」を持ち、「より良い学校づくり」に貢献
してほしい。
第1段階として、集団の一員としてルールを守って集団生活を過ごす力をつけましょう。日々、自分をコントロールして生活していると、周囲の生徒、先生などはあなたのことを「信頼」をしてくれるようになります。 「ルールを守る力」
第2段階として、嬉しい時には共に喜び笑い、誰か困っている人がいれば寄り添い話を聴いてあげる共感する力をつけましょう。喜びは「2倍」になり、悲しみは「半分」になります。
「共感する力」
第3段階として、自分から授業、学校行事、委員会活動・部活動などに取り組み、仲間を助け合う力をつけましょう。一人のよい行動がクラス、学年、各委員会、各部活動によい影響を与えます。
「協力する力」
ここで、3月に卒業した先輩たちの「卒業文集」に書いてあった文章を紹介します。
まず一人目の卒業生の文章です。題名:「高校3年間での思い出」(内容は省略)
次に二人目の卒業生の文章です。題名:「3年間の思い出」(内容は省略)
1番目の生徒は、新座高校で「自分が成長した」と書いてありました。
2番目の生徒は、「苦手なことから逃げずに頑張るようにした」と書いてありました。
自分から「何か好きなこと」を見つけ、頑張ることが大切です。
次に三人目の卒業生の文章です。題名:「私の高校三年間」(内容は省略)
次に四人目の卒業生の文章です。題名:「心の成長」(内容は省略)
3番目の生徒は、「友だちの存在は大きかった」と書いていました。
4番目の生徒は、「相手のことを考えた行動をすることが人生で大切」と書いてありました。
「友達や周囲の人を大切にして」、お互いに成長することが大切です。
次に五人目の卒業生の文章です。題名:「学生の終わり」(内容は省略)
最後、六人目の卒業生の文章です。題名:「高校生活で自分が変わったこと」(内容は省略)
5番目の生徒は、「行事ごとなどで私たちを引っ張ってくれた先輩方のおかげで私はこの新座高校が好きになりました」と書いていました。
6番目の生徒は、「一つ一つのことに責任を持たなければならない」と書いてありました。
「責任感」を持つことが大切です。
では、卒業生のようになるにはどう取り組めばよいのでしょうか。私からは2年生,3年生の生徒のみなさんに、次の3つのことに「自分から取り組むこと」を奨励します。
1 学習(授業、家庭学習)
2 学校行事(体育祭、落葉祭など)
3 委員会活動・生徒会活動・部活動
自分で努力を続けることが「成長」、「進路実現」;「より良い人間関係づくり」、「より良い学校(社会)づくり」に繋がります。ときには、困難な時もあるでしょう。そんな時には、一人で悩まず友人や先生方、保護者に相談してください、きっと話を聴いてくれると思います。2,3年生のみなさんの今年1年間の活躍を期待しています。
「校長の言葉」 新座高校での1年間を振り返りましょう
令和3年度 3学期 終業式
3月24日(木)終業式にて「校長のことば」 ~新座高校での一年間を振り返りましょう~を1,2年生の生徒に向けてお話ししました。ご一読いただけましたら幸いです。
1、2年生の生徒のみなさん、「おはようございます。」
・「コロナウィルス感染防止」については、
生徒のみなさん一人ひとりが、「マスク着用、消毒、換気」に気を付けてくれました。
・生徒のみなさんの協力に対して「感謝」を 伝えたいと思います。
「ありがとう。引き続き、感染予防をお願いします。」
さて、本日は次の3つのことについてお話します。
1 1年生、2年生の生徒のみなさんの1年間の取り組み
2 1年間を3つの視点から振り返り
3 3年生の頑張り~あなたもできます(You can do it!)
1つ目は、「1、2年生の生徒のみなさんの1年間の取り組み」についてです。
・コロナ禍でさまざまな制限がある中で「授業」、「学校行事」、「委員会活動・生徒会活動・部活動」によく努力しました。
・多くの生徒が前向きに授業に取り組み自分の学力を向上させていました。
・生徒のみなさんの「努力」を誉めたいと思います。『よく頑張りました。引き続き「授業」、「学校行事」、
「委員会活動・生徒会活動・部活動」に努力を続けてください。 期待しています。』
2つ目は、1学期の始業式にお話しした「これから新座高校の生徒の皆さんに考えて
行動してほしいこと」です。
1 「自分を大切にして、自分を成長させてほしい」、
2 「周囲の人を大切にして、お互いに成長してほしい」、
3 「『より良い学校づくり』に協力してほしい」ということでした。
1,2年生のみなさん、今年度1年間でどれくらい
・自分が「成長」することができましたか。
・お互いに「成長」することができましたか。
・「より良い学校づくり」に協力することができましたか。
・人と比べる必要はありません。自分で一歩一歩成長したと感じるとともに、一所懸命に努力したなら自分を『よくやったね』とほめてください。
・友人やクラスメイトと接し、相手の「思いやり」を感じたら「ありがとう」と感謝の言葉を伝えましょう。
・きっと、あなた、友人、クラス、学年、学校がよい方向に変わっていきます。
・「おはようございます。」、「さようなら。」とあいさつしてくれる生徒が増えてきたことと、 多くの生徒が
学校の校則を自分から守り、「規律ある生活」を送ってくれていることは、 校長として「うれしい」ことでした。
3つ目は、3年生の頑張り~あなたもできます(You can do it!)です。
3月11日(金)に171名の3年生の生徒が「とびっきりの笑顔で」卒業していきました。
3年生は自分の進路先について一所懸命に考えて、友人・先生・保護者の方々からのサポートを受けて
挑戦することを選び、努力を重ね、自分の希望する進路先の合格・内定を勝ち取ることができました。
挑戦(チャレンジ)し見事に合格!(進学112名)
大学:拓殖大学(一般受験)、国士館大学、大東文化大学、東京都市大学、跡見女子学園大学、
十文字学園女子大学など41名
短期大学:女子栄養大学短期大学部、淑徳大学短期大学部など14名
専門学校:中央工学校、蕨戸田市医師会看護専門学校、武蔵野調理師専門学校、資生堂美容技術専門学校、秋草学園福祉教育専門学校、大原情報ビジネス専門学校、中央動物専門学校など57名
挑戦(チャレンジ)し見事に内定!(就職44名)
就職:滝野川信用金庫、日本郵便東京支社、グレープストーン、不二家、ビックカメラ、三越伊勢丹、ボン、陸上自衛隊など
3年生の生徒たちは、とてもよく頑張りました。でも、そんな彼ら、彼女たちも1年生の時は「普通の高校生」からスタートしました。学校での授業(ペア学習、グループ学習)、ロングホームルーム、総合的な探求の時間(進路・キャリア学習、生き方・在り方学習、人権教育)、学校行事(体育祭、落葉祭)、委員会活動、生徒会活動などの集団活動の中で、いろいろな人と出会い、話を聴き、考えて、行動を始めました。そして心と体が「成長する」とともに「意識が変わり」、自分から高校生の課題である「学習」、「社会心理(社会性)」、「進路」、「心と体の健康」に対して行動し、乗り越えることができました。
1,2年生のみなさんも、「成長する」、「意識が変わる」、「行動する」、「乗り越える」ことができます。
・新座高校には、生徒を熱心にサポートしてくれる素晴らしい先生方がたくさんいます。
・さあ、自分の未来を考えて、自分から行動を始めましょう。
・友人や他者(クラスメイト、先輩、後輩)と一緒に授業、学校行事、委員会活動・生徒会活動、部活動などに
努力しましょう。 きっと「楽しい高校生活」になります。
・そして「より良い新座高校」を一緒につくっていきましょう。
・おわりに、
生徒のみなさんに「七転び八起き」という言葉を贈ります。「何度、失敗しても、あきらめずに努力する」という意味です。前向きに努力を続けていれば、「幸せ」に近づくことになると思います。
コロナが収束し、一日も早く普段の学校生活が戻ることを祈念しています。
以上で終わります。
交通安全教室
本日1,2年生の生徒向けに「交通安全教室」を体育館で換気をしながら行いました。
生活委員会の生徒2名が司会を務め、元気な挨拶から始まりました。
講師の方は、日本自動車連盟(JAF)埼玉支部からご来校いただきました。
生徒の自転車運転のマナー向上と事故防止を目的に「一緒に考えてみよう」という呼びかけから講演が始まりました。プロジェクターを使い、交通事故の統計から、埼玉県での交通事故の様子の説明がありました。中でも「自転車での自動車との事故」の動画では頭がフロントガラスにぶつかり、その後頭から道路に落ちる様子を確認することができました。
まとめとして次の3点について説明がありました。
1 交通ルールを守る「意識」を持つ
2 交通安全を守る「行動」をする
3 「責任」を持つ
おわりに、生活委員会の生徒1名がお礼を述べ、「今後マナーを守り事故防止に気を付ける。」との言葉がありました。とても生徒にとり有意義な「交通安全教室」になりました。
第47回 卒業証書授与式
春うららかな今日のよき日に、本校の第47回卒業証書授与式を体育館にて、感染予防対策を行い、実施しました。
生徒会長の送辞では先輩たちへの憧れそして後を引き継ぐ決意が表明されました。卒業生の答辞では3年間の学校生活を振り返り、お世話になったすべての方々への感謝と卒業後もそれぞれの道で頑張る決意が伝えられました。とても良い内容で思わず眼がしらが熱くなりました。
私からも卒業生へのはなむけの言葉と保護者の方々に感謝を伝えました。以下に式辞を載せますのでご一読頂けましたら幸いです。
式 辞
あたたかな春の日差しが降り注ぎ、校内の桜の花もまもなく咲き始める今日の佳き日に、多くの保護者の皆様方のご列席を賜り、本日、「第四十七回卒業証書授与式」を挙行できますことは、卒業生はもとより、私たち教職員にとりましても、この上のない喜びでございます。心より厚く感謝を申し上げます。
ただ今、卒業証書を授与致しました一七十一名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。本日より、一万人以上いる本校卒業生の仲間入りとなりました。
さて、卒業生のみなさんは、中学校までは順調に学校生活を送ってきました。ところが、世界的なコロナ禍となり、1年生の3月から、2年生では4月5月と臨時休業となりました。このままでは学校生活や3年生となり進路はどうなってしまうのだろうと不安に思った人も多かったのではないでしょうか。
しかしながら、卒業生のみなさんは、2年生から担任の先生方からのICTを活用した面談を行い、コミュニケーションをとり始めました。卒業生のみなさんは自分でもいろいろと考える時間ができて行動することができたと思います。それ故6月から始まった学校生活にもすぐに順応することができたのではないでしょうか。
ここ2年間、コロナウィルス感染拡大防止の制限がある中、今までとは違う形式の体育祭、落葉祭に主体的に参加し行事を盛り上げてくれました。特に、応援合戦での卒業生のみなさんの1,2年生に対する「リーダーシップ」は素晴らしいもので伝統のある新座高校を実感できるものでした。私はその「リーダーシップ」に感動しました。
さて、これから卒業生のみなさんは進学する人、就職する人に分かれますが、最終的には「大きく変わる世の中」に出ることになります。時代の変化に対応して自分を変えて社会を生き抜くことが必要です。そこで私から次の3つのことを伝えたいと思います。
1つ目は、「自分」を大切にして、新座高校で身に付けた「自分で考えて行動する力」を発揮して人生を歩んでいってほしいということです。ここで、新座市出身で東京オリンピックにも出場した三宅宏実(みやけ ひろみ)選手を紹介します。彼女はこれまで2つのオリンピックで銀メダル、銅メダルを獲得しました。彼女は次のように言っています。「私は目標設定ができたので時間を忘れ、大好きな重量挙げに無我夢中になることができました。」卒業生のみなさんも好きなことを見つけ努力を重ねて人生を歩んでください。
2つ目は、「他人」を大切にして、「思いやり」を持って人と接して、共に「幸せ」になってほしいということです。ここで東京オリンピックのバドミントン混合ダブルスで一つ年上の先輩である東野有紗選手と銅メダルを獲得した渡辺 雄太(わたなべ ゆうた)選手を紹介します。彼は次のように言っています。「僕は混合ダブルスの準決勝に敗れ、とても先のことを考える気持ちにはなれなかった。それでも銅メダルをかけた戦いがやってくる。残された最後のチャンスだ。」渡辺選手ははともに戦う東野選手の気持ちを想像してみたそうです。「先輩はきっと切り替えている。どんな状況でもコートに立てば強い気持ちで戦ってくれる。そう信じていました。あとは自分がどれだけ切り替えられるかだなと……」。そして激戦を制し見事に銅メダルを獲得しました。みなさんも相手のためにも、自分のためにも「思いやり」を大切にして行動してください。
3つ目は、今後は、広く社会の一員としての「自覚」と「責任」を持ち、「より良い社会づくり」に貢献してほしいということです。ここで東京オリンピック・パラリンピックの招致成功に貢献し、自ら東京パラリンピックに出場した谷 真海(たに まみ)選手を紹介します。彼女はオリ・パラ招致を決めるスピーチでIOC委員の方々に向けて次のように言っています。「私は19歳のとき骨肉腫で右足の膝下を失い、一度は絶望の淵に沈みましたが陸上競技によって救われました。そして宮城県気仙沼市で暮らす自分の家族が東日本大震災で被災したつらい経験をしましたが、仲間たちと被災地の復興支援ために現地に行きました。そこで彼女はスポーツを通して被災者を元気づけるという大きな役割を果たしました。」その後、彼女は障がいのある人も、障がいのない人も一緒に生活できる「共生社会」について講演活動を行い、「より良い社会づくり」に貢献しています。卒業生のみなさんも自分がする仕事や活動で社会の役に立ってください。
人生には、良い時期もあれば、今回のコロナ禍など大変な時期もあります。時に、自分の力だけではどうにもできないことが起きます。でもやまない雨はありません。必ず晴れの日が来ます。三宅宏実さん、渡辺勇大さんや谷真海(たに まみ)さんのように、人としてどのように生きるかをよく考えてから行動し、多様な人々と一緒に「豊かな社会」を築いてください。「みんなの心が共に響きあう学校」新座高校で学んだことがきっとこれからの人生に役に立つと思います。人生に対して前向きに考え、世の中のたくさんの人々と出会い、仕事や活動をしてください。そうすれば、必ず、あなたにとっても、日本、世界の人々にとっても「より良い未来」が開けていくものと、私は信じています。
保護者の皆さま方には三年間学校へのご理解・ご協力をいただきまして誠にありがとうございました。心よりお子様のご卒業をお祝い申し上げます。今日の日を迎えさぞかし肩の荷が下り安堵されていることでしょう。お子様のこれからの活躍を見守ってください。
結びに、将来、卒業生の全員が、「自分の人生も、世の中も、より良い方向に進んでいるな」と感じ、幸せな人生を過ごしていることを祈念し、式辞といたします。
令和四年三月十一日
令和3年度 第2回 学校評議員会・学校評価懇話会を行いました
昨日2月9日(水)に感染対策をするとともに、参加人数を減らし、一部オンラインを使用し、短時間で行いました。コロナ感染防止のため、学校評議員の特別養護老人ホーム理事長の新井様からは書面にてご意見をいただきました。当日の参加者は学校評議員の大学教授の高井良先生、中学校長の和久井先生、小学校長の川南先生と校長、教頭、事務長の6人でした。次第は次の通りです。
司会:教頭
1 自己紹介:各自
2 挨拶及び教育活動報告:校長
3 活動状況等の説明(学校自己評価システムシート):教頭
4 意見交換:学校評議員
5 諸連絡
「2 挨拶及び教育活動報告」では、私から次の4つのことについてお話ししました。
(1)学習:成績優良者が20名以上増加、学び合い学習の効果あり。
しかしまだ課題もある。
(2)進路:進学、就職に積極的にチャレンジし合格・内定する生徒数が増加
大学進学者40名(昨年度は26名)
都内の信用金庫、デパート、その他地域の企業など
(3)社会心理:3年間かけて、「コミュニケーション力」、「(相手を)思い合う力」、「自己
コントロール力」が向上し、自己肯定感も向上し、学校満足度も向上。
(4)健康:コロナの影響もあり、遅刻・欠席は増えたが、学校に通うことができている。
今年度の学校の取り組み(授業、学校行事、部活動、生徒指導、進路指導、地域との連携など)については各学校評議員の方から高い評価をいただき、これらの取り組みを続けてほしいとのコメントをいただきました。
高井良先生は、長い間、本校の授業研究プロジェクトに大学生・大学院生を連れて参加していただいており、本校の実情をよくご存じです。
和久井先生は、近くの学校なのでお互いによく意見交換させていただいています。学校がとても近いので体育祭の時は生徒の声援が聞こえ、お互い生徒の良い刺激になっています。
川南先生は、ダンス部の練習の場所として体育館をお借りしており、コロナ前には小学生の前でダンス部がダンスを披露したことがあります。
各学校評議員の方から、コロナが収束したら、授業研究会プロジェクトへの参加、小学校と高校、中学校と高校との交流(児童・生徒、教職員)をしたいとのうれしいお言葉をいただきました。ご意見をいただきました学校評議員の方、ご参加いただきました学校評議員の先生方、誠にありがとうございました。
第5回 学校説明会 感染防止対策を取り体育館で実施
埼玉県教育委員会からの指示のもと「県立学校版 新型コロナウィルス感防止対策ガイドライン」に基づき体育館で実施しました。日程は次の通りです。
<次第>
・校長挨拶
「新座高校はとてもいい学校です。」
生徒の学校満足度:83.3%、保護者の学校満足度:95.4%
・学校概要説明(教務主任)
詳しくは本校のホームページの「令和4年度 学校案内」をご覧ください
・生徒による学校紹介(生徒会生徒2名)
・入学者選抜説明(教頭)
「学習点など(中学校の成績・特別活動、その他の成績)、学力検査の得点、面接点」
面接の練習をしておいてください。
・入試アドバイス(国・社・数・理・英)(各教科の先生)
スポーツに例えて以下のアドバイスがありました。
1 教科書で学習する(練習)、2 過去問を繰り返し解く(練習試合)、
3 受検ノートを作る(ミスをなくす)、4 あきらめないで最後まで頑張る(粘る)
・文化祭ダイジェスト上映 上映後、中学生から拍手が起こりました
・アンケート記入
※感染の影響を考えて、「校内見学・個別相談」は中止しました。
中学生のみなさん、寒い時期です。体調管理に気を付けて受験勉強頑張ってください。
4月に新座高校の生徒となり、みなさんと会えることを楽しみにしています。
本校ダンス部が第十三回全国高等学校ダンスドリル冬季大会で2位になりました!
1月16日(日)東京の武蔵野の森 総合スポーツプラザで開催された第十三回全国高等学校ダンスドリル冬季大会(Dance Drill Winter Cup 2022)に本校ダンス部が出場しました。私も観覧しましたが、さすがに全国大会だけあって、どの学校のダンスも素晴らしいものでした。そんな中、本校の生徒たちは自分たちの持っているすべての力を出し切り満面の笑顔でキレッキレのダンスをすることができました。そして閉会式となり、HIPHOP女子部門Medium 編成の部で「全国2位」を獲得することができました。これも部員たちの日頃の練習と、保護者の皆さま、顧問、コーチほか、練習場所をお借りしている池田小学校など、関係するすべての方々のおかげです。誠にありがとうございました。新座高校の生徒たちは「大きく成長しています」。
令和3年度 第3学期始業式 校長の言葉 (リモート方式で実施)
今日は「18才成人」について考えてみましょう!
1「成年年齢」はいつから変わるの?
日本での成年年齢は民法で定められています。民法改正により、2022年(令和4年)年4月1日から、成年年齢が20歳から18歳に変わります。2022年4月1日に18歳、19歳に達している方は、その日から新成人となります。
2 成年に達すると何が変わる?
成年に達すると、親の同意を得なくても、自分の意思で様々な契約ができるようになります。 一方で、「飲酒や喫煙、競馬・競輪など」はこれまでと同様、20歳にならないとできません。
3 成年に達して一人で契約する際に注意することは?
成年に達すると、親の同意がなくても自分で契約ができるようになります。しかしながら、契約の知識や経験が少ないため、消費者トラブルに遭いやすくなるため、注意が必要です。
※ 詳しくは消費者庁のホームページを見てください。
これからは「自分で判断して行動すること」が大切になります。
「自己指導能力」を身につけ、向上させましよう!
「自己指導能力」=「その時、その場所で、どのような行動が適切であるか自分で考えて、決めて、実行する・実行しない能力」です。
〇良いことを自分で大切と判断して行う力 〇悪いことを自分でダメと判断して行わない力
◇ 「自己指導能力の育成」の流れ
1 自分をありのままに認める(自己受容) 「私は・・・・です。」
2 自分に対する理解を深める(自己理解) 「私の良いところは・・・です。」
3 自分の目標を立て、また明らかにする(目標作成)
・「私の夢は・・・・です。」 「だから○○学校(大学、短大、専門学校)に進学します。」
・「私の夢は・・・・です。」 「だから○○に就職します。」
4 目標の達成のため、自分から行動を決断し実行する(決断実行)
「○○学校に進学するために、毎日・・・します。」
「○○に就職するために毎日・・・します。」
5 日常生活のそれぞれの場でどのような選択が適切であるか、自分で判断して実行する
(行動選択・判断・実行)
「進学するために、毎日授業を大切にして家庭学習もします。」
「人として信頼されるために、多少のことは我慢します。」
6 自分の行動について「責任」をとるという経験を積み重ねる (責任感育成)
「○○委員会に「責任感」を持って参加します。」
「人として信頼されるために、遅刻をしないように注意します。」
※ 保護者、学校の先生などたくさんの大人があなたの行動を見守り、応援しています。「自己指導能力」を身につけてください。期待しています。
おわりに、「マスク、手洗い、消毒」を行い、コロナの感染防止をしてください。3学期の活躍を期待しています。
令和3年度 第2学期 終業式 生徒会新役員紹介 壮行会
A 終業式 校長の話
本日の終業式で次のような話をしました。
1 コロナ禍ですがよく頑張りました。
(1)学習(ペアワーク、グループワーク)、成績優良者が増えました。
(2)生徒会活動(落葉祭)・部活動、みんなで協力して成果を上げました。
(3)進路学習・進路活動が進み、3年生は93%の生徒の進路先が決定しています。
2「自分を大切にして、自分を成長させる。」の次のステージへ進んでください。
(1)将来の職業(夢)をいくつか考えて、目標を設定して日々「いい緊張感」を持って生活しよう。
(2)「就職する(社会の出る)ために必要な力」(大阪府教育委員会の冊子より)を紹介します。
① 健康管理、② 日常生活管理、③ コミュニケーションスキル、
④ 基本的労働習慣、⑤ 職業適性
3 「18才成年に向けて」
自分から段階的に「成人(自覚と責任のある大人)」になりましょう。
(課題1)学習 ※ 石隈利紀「学校心理学」誠信書房より 一部改訂
・「学習習慣」を身に付ける。それを維持・強化する。
・高校時代の学習生活や学習内容に応じる学習方略を獲得する。
・大学受験や就職試験などの準備をする。
(課題2)心理・社会面
・「高校生である自分」を受け入れる。
・入学した高校を受け入れ「適応する」。
・学校への不安や不満に対処する(相談する。ストレスを解消する。)。
(課題3)進路面 ※ 石隈利紀「学校心理学」誠信書房より 一部改訂
・クラスや部活動や生徒会活動などで、自分の行動について考えて選択する。
・学校生活を通して、「自分の適性(自分に向いていること)」をよく考え、将来設計をする。
必要なら将来設計をやり直す。
・進路について、多様な情報を収集し、具体的な進路(大学、短大、専門学校に進学・就職)を選択する。
(課題4)健康面
・体の具合を正確に言葉で伝えることができ、適切な人(保護者、先生など信頼できる大人)に相談できる。
・睡眠時間に気をつけ、健康的な生活ができる。
坂東眞理子さんが書いた「大人になる前に身につけてほしいこと」という本の文章を紹介します。
「自分のことは自分で」(朗読)
・大人になるとは、親から自立した人間になることです。
「コロナ感染予防して、3学期の始業式に元気に会いましょう。」
B 生徒会新役員紹介 校長のことば
旧生徒会の役員のみなさん、1年間生徒会の活動ありがとうございました。生徒はもちろん、私たち教職員まで文化祭などと通して楽しい学校生活を送ることができました。
新生徒会の役員のみなさん、先輩たちの「生徒が楽しい学校生活を送ることができるように頑張る」との思いを受け継ぎ、これからも「より良い新座高校」にしていってください。よろしくお願いします。
前会長のあいさつは、「生徒会の仕事をやり切った」という「達成感」を感じることができました。また、新会長のあいさつでは、「これから役員みんなで全校の生徒のために頑張る」という「意気込み」を感じることができました。これからも生徒会の生徒の活躍がとても楽しみです。
C 壮行会 校長のことば
ダンス部は日々の練習に一生懸命に取り組み関東大会で優秀な成績を収め、全国大会に出場することができました。ダンス部の生徒のみなさん、おめでとうございます。そして他の生徒のみなさん、新座高校の代表として全国大会に出場する部員に声をかけてください。よろしくお願いします。
生徒会長から激励のことばがありました。
ダンス部員からは、生徒、先生、保護者の協力がり全国大会に出場できることへの感謝の気持ちを表し、全国大会でも1位になるように頑張るとの決意表明がありました。どの部員たちもとても目が輝いていて、とても頼もしく感じました。全国大会で持っているすべての力を出し切ることができることを祈念します。
「令和3年度 学校説明会」 11月27日(土)体育館にて実施
本日も、コロナウィルス感染拡大防止のために3密を避け、換気、座席の間隔を取り行いました。
内容は以下の通りです。
◎全体会
司会:生徒会女子生徒2名
1 校長あいさつ:校長(本校の魅力及び生徒のエピソードについて)
2 学校概要説明:教務(学校案内から)
3 入試について:教頭(選抜基準など)
4 生徒による説明:生徒会女子1名、男子生徒1名
(学習・学校行事・部活動・学校生活のスライドショー)
5 入試アドバイス(国・社・数・理・英)
6 文化祭ダイジェスト映像:教務(クラス企画・部活動の発表など)
〇校内見学:部活動の生徒(説明つき)
〇個別相談:教頭、教諭
「入試アドバイス」で出たものをいくつかご紹介します。
・国語の勉強として、先生や保護者の話をよく聴く(国語の問題を解く土台となる)。
・新座高校に入りたいという気持ちを強く持つ(学習に身が入る)。
・社会は地理・公民の分野が得点をしやすいのでよく学習する。
・理科は勉強しただけ得点が取れる。自分の好きな分野を勉強する。
・英語の学習として、日頃の中学校での授業をきちんと受ける。
・過去の入試問題を解く。
〇あきらめないで最後まで問題を解く。
各教科の先生から中学生に向けて「熱いメッセージ」が送られていました。
また、今回も昨日の会場設営から本日の会場片付けまで、たくさんの部活動の生徒が働いてくれました。
「新座高校には、素晴らしい教職員、素晴らしい生徒がたくさんいます。」
新しい新座高校を作るのは「生徒と教職員」です。是非、中学生の皆さん、新座高校に入学して、教職員や他の生徒と良い信頼関係をつくり「よりよい新座高校」を一緒につくっていきましょう。
3年生 総合的な学習の時間「クリティカルシンキング講座」 令和3年11月25日
昨日11月25日5,6時間目に3年生向けに体育館で、十文字女子大学人間生活学部人間発達心理学科教授の池田まさみ先生をお招きして、総合的な学習の時間として「クリティカルシンキング講座」を実施しました
池田先生から生徒たちは心理学についてとても分かりやすく教えていただきました。普段、自分たちが外からの情報を取り込み、心のフィルターを通して考えて、反応・行動する仕組みを確認でき、その中で「思い込み」があることが分かりました。
また、メタ認知のお話で
1 問題に対して注意深く観察し、じっくり考えようとする「態度」
2 論理的な探求法や推論の方法に関する「知識」
3 それらの方法を適用する「技術」 が大切であるとのお話を伺い、これから身に付けてくださいとのアドバイスがありました。
そして、物事を考え過ぎたり、根拠がないのにあまり考えずに行動したりすることは良くないことも教えていただきました。
本校の3年生の生徒のためにたくさんのクイズを出し、生徒たちとのやり取り、生徒同志での話し合いを行い、とても楽しい雰囲気の中で「クリティカルシンキング(さまざまな角度、視点から考えること)」についての講演を聞くことができていました。池田先生には「感謝」です。誠にありがとうございました。本校の生徒と教員にとり、とても良い講演会になりました。
コロナ禍における睡眠不足(NHK)のニュースを見て
先日、ニュースでコロナ禍における分散登校、オンライン学習があり、小学生、中学生が睡眠不足になっている児童生徒が多く、中には生活リズムが崩れ学校に通学できない生徒もいることが報道されていました。本校でも遅刻する生徒が増えています。
職員朝会で以下の情報共有を行いました。1年生では、生徒たちに、週間予定表を書かかせて現状を確認させ改善点を考えさせました。また、今後の予定についても考えさせました。
本校の生徒のみなさん、自分から規則正しい生活をしましょう。保護者のみなさま、ご家庭でのご指導よろしくお願いいたします。
1 2021年10月12日 (火)「NHK」より
コロナ禍で子どもたちが寝不足に
https://www.nhk.or.jp/osaka-blog/fukabori/455459.html
筑紫女学園大学人間科学部人間科学科 大西良准教授
「睡眠が不足すると精神的不調、メンタルヘルスの不調を起こしやすくなるのは明らかで、精
神的な不調を起こすまた眠れなくなるという悪循環になっていきます。子どもたちの声に耳を傾
けて変化に気づいていくことが大事になると思います」
2 子どもの極端な夜型化。学校生活への影響は?原因・解消法について解説「NHK」より
https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_1293.html
子どもの極端な夜型化。学校生活への影響は?原因・解消法について解説子どもの夜型化によ
るリスク 井上 雄一(いのうえ・ゆういち) 東京医科大学 教授
生活が夜型化してしまっている子どもは多く、いわゆる夜型で、睡眠や日中の生活に影響が出てくると「睡眠・覚醒相後退障害」という病気と診断されます。10代~20代前半で夜型になる傾向が強く、思春期世代での調査では2~3%ほどいることがわかっています。夜型化がエスカレートして、夜の2時~5時くらいに眠りについてお昼ごろに起きるというのが典型的な例です。
この世代では夜更かしをしがちですが、「生活に支障がでるか」が病気の基準です。朝起きれずに、学校を遅刻して、不登校につながることもあります。さらに、睡眠の質が悪いと集中力がなくなり学業にも悪影響が出る場合もあります。
〇子どもの不眠を解消するために、3つの方法があります。
(1)午前中の光をたっぷり浴びる
(2)就寝前の光を避ける(スマートフォンの使用も減らします。)
(3)昼間に体を動かす
3 11月9日(火)「NHKおはよう日本」より
1 睡眠アプリの活用 入力するとアドバイスがもらえる
2 生徒自身に1日の予定(スケジュール)を立てさせる