主観

今年度、縁があってよさこい鳴子踊りを見る機会が何度もあります。

お客さんに披露するだけでなく、審査もあったりする発表です。

踊ることに限らず、芸術に関わるものの発表は、審査に難しさがあると思います。

スポーツですと、「●対●で・・・の勝利」と誰の目にもはっきりとわかるものですが、芸術だとそうはいきません。

どうしてもどこかに審査員の主観が入らざるを得ないと思うのです。

これは単なる好き嫌いとは異なります。

 

私自身これまでに踊りではありませんが審査員をさせていただいたことが何度かあります。大きな発表会でなくても、体育祭の応援合戦や文化祭の展示・発表の評価も同様です。

こういった場合、審査基準の大枠があったとしても最終的にはこちらにゆだねられてしまうわけですから、責任があります。その結果によって県大会や関東大会といった上位の大会に出場できるかが決まってしまうわけです。

 

だからこそ自分なりに細かい基準を決め、審査に臨むようにしています。それでも限界はあるもので、審査の度に自分の考えた基準でいいのか悩みます。

 

一方、基準とは別に、自分たちだけが楽しんでお客さんが置いてけぼりになっている作品もあります。

本人たちは楽しいのでしょうが、見ている側はつらい時間です。

芸術には正解不正解がない部分はあるのでしょうが、なかなか難しい問題です。

 

夏休み明けの文化祭では、独りよがりではなく、丁寧な作品作りを期待しています。