2020年8月の記事一覧
「令和2年度2学期始業式 校長の言葉」 8月25日(火)リモート方式にて実施
生徒のみなさん、おはようございます。8月1日から24日まで夏季休業となりましたが、生徒のみなさんはどう過ごしましたか。コロナ禍の中、部活動では合宿など行うこともできず、またあまり外出することもできないなどいろいろな制限があったことと思います。暑い中、学校では補習、進学・就職に向けての活動、部活動があり、生徒が登校して先生方が指導する場面がたくさんありました。私も何回か校内を巡回して部活動の様子を見ました。グランドでこれから練習試合があり、炎天下の中、先生と生徒が一緒になって会場設営をする姿や、体育館で先生と生徒が一緒になって汗を流しながら練習する姿を見ることができました。
さまざま部活動で生徒のみなさんは、努力を重ね「成長」をすることができたと思います。その中で剣道部の男子が学校総合体育大会に参加して1回戦は岩槻高校に不戦勝、2回戦は私立城西川越高校に競り勝ち、3回戦まで進むことができました。これは新座高校の剣道部としては過去最高の実績とのことです。3回戦、強豪の蕨高校との対戦では負けてしまいましたが、一本を決めることができ、今後に繋げることができたと思います。
剣道部 3年生 佐野 滉太(さの こうた)くん、加藤 僚基(かとう ともき)くん、横田 涼(よこた りょう)くん、2年生 佐藤 大雅(さとう たいが)くん、柴﨑 大輝(しばさき だいき)くん、よく頑張りましたね。素晴らしい成果だと思います。
夏季休業中の先生方のご指導に感謝してお礼を言いたいと思います。「先生方、暑い中、生徒へのご指導ありがとうございました。」指導を受けた生徒の皆さんも先生方に感謝して「ありがとうございました。」とお礼を言ってください。この夏の「頑張ったこと」は、良い思い出となり、人生を生きていく上で大切な「生きる力」となります。生徒の皆さんの成長を期待します。
さて、本日は生徒の皆さんに1学期の終業式にお話しした「3つのこと」についての具体的な提案をお話します。
1つ目は、「自分を大切にして、自分を成長させてほしい」ということでした。生徒の皆さんは、「好きなこと」がありますか。国語、社会、数学、理科、英語、保健体育、芸術、家庭、情報のうちどれか1つの教科でもいいし、または部活動でも構いません。「自分の好きなこと」を決めて、前向きに行動し自分を成長させましょう。学習なら家庭での予習や復習をする。または、自分で調べてまとめる自由研究に取り組むなどです。部活動なら誰よりも先に活動場所に行き、用具の準備をして練習が始まったら先頭に立って取り組む、仲間を応援するなどです。「自分の好きなこと」を続けることにより、「自分を成長させること」ができ、「自信」をつけることができます。私は高校時代、「英語」と「部活動(バドミントン)」が好きでそれらを続けることにより、「自分を成長させること」ができ、「自信」をつけることができました。「自分の好きなこと」を決めて、前向きに行動し自分を成長させてください。
2つ目は、「周囲の人を大切にして、お互いに成長してほしい」ということでした。2学期から授業、委員会、学校行事、部活動でクラスメイト、他の委員の生徒、部活動の友人、先輩と活動を共にして、無理のない範囲で「自分の人間関係」を広げてみてください。それができた生徒の皆さんは「仲間」との「絆(きずな)」を深めてください。お互いの個性を認め、お互いに自分の意見を言うなどして高め合い、共に成長してください。
3つめは、「礼儀正しく生活してほしい」ということでした。朝と帰りのSHRでは自分から「おはようございます」、「さようなら」とあいさつをしてみましょう。また、授業、委員会、学校行事、部活動などで、自分から先生や他の生徒に「ありがとう(ございました)。」と感謝を伝え、「すみません(でした)。」と謝ってみましょう。人と接するときに心がけて「声に出して」生活してください。きっと、あなたを見る目が変わります。
最後に、「コロナウィルス感染防止」については、生徒のみなさん一人ひとりが、「マスク着用、消毒、換気」に気を付け、引き続き感染予防をお願いします。1年生は高校生活にも慣れてきたところですが、将来の進路に向けて日々の努力を続けてください。2年生は、高校生活の後半戦に入ります。卒業後の進路に向けて日々の努力を続けてください。3年生はそれぞれの進路に向けて集中して努力を続け、希望する進路を実現させてください。
以上で終わります。
「令和2年度 部活動体験 校長あいさつ」 8月22日(土)リモート方式にて実施
中学生、保護者のみなさん、おはようございます。校長の横山和良(よこやま かずよし)と申します。よろしくお願いします。本日は、暑い中、またお休みのところ、本校の部活動体験に参加していただきまして、誠にありがとうございます。コロナウィルス感染拡大防止については3密を避け、換気、消毒を行い、埼玉県教育委員会の県立学校版 新型コロナウィルス感染防止対策に基づいて部活動体験を実施させていただきます。また、熱中症になりやすい時期でもあります。無理をせず部活動体験に参加してください。もし具合が悪くなった時には、近くの教職員に声をかけてください。
さて、本日は中学生、保護者の皆さんに3つのことについてお話します。
1つ目は、「新座高校は変わってきている。とても良くなっている。」ということです。私は4月に校長として新座高校に着任して、新座市長、教育長、近隣の小中学校の校長先生、PTAの役員の方とお話することができました。その中で多くの方から、「新座高校は変わってきている。とても良くなっている。」とのお話を伺いました。校長としてとてもうれしく感じました。その後、本校の全ての教職員と面談で今年の目標について話をして、「新座高校が良い方向に変化して来ていること」を確認し、今後の新座高校についても話をしました。これまで以上に、「考える力をつける学習指導」、「対話のある生徒指導」、「1年生から進める大学・短大・専門学校への進学指導及び就職指導」を進めていきます。また、広いグランド、たくさんの教室があり施設が充実しており、生徒のみなさんは、良い環境で授業を受け、学校行事を楽しみ、部活動を行うことができます。そんな施設の中でも、是非見ていただきたいのは教室棟の生徒用のトイレです。現在、トイレの工事を順次進めており、生徒のみなさんは、センサーで灯りが付く最新式のトイレを利用し、快適な高校生活を送ることができます。
本校の「学校案内」がお手元にあると思います。2ページを開いてください。
次にお話する2つのことは、本校の生徒及び教職員にも話をしている「本校での取り組み」についてです。
2つ目は「自分を大切にして、自分を成長させてほしい」ということです。まず、「あるがままの自分」を認め、それから「どんな大人になりたいか」を考えて、「知識や考え方・人間力・体力」をつけて、成長してほしいと思います。困った時には、教職員に相談してください。本校の教職員はみんな優しく寄り添い、相談に乗ってくれます。また、新座高校には生徒の成長を支援してくれるスクールカウンセラー、学習サポーター、臨床心理士の先生などたくさんの方々がいます。是非、相談して将来の自分のために努力を重ねてください。
3つ目は、「周囲の人を大切にして、お互いに成長してほしい」ということです。クラスメイト、委員会・部活動の友人、先輩などの個性を認め、高め合い、共に成長してほしいと思います。新座高校の生徒はライバルではなく「仲間」です。一緒に高め合ってください。本校では多くの授業で「グループ学習」を取り入れ、「自分で考える」、「他の生徒と意見を交換する」、「自分の考えをまとめる」といった流れの授業を行っています。これらの過程で生徒のみなさんは、新学習指導要領の柱である「知識及び技能」、「思考力、判断力、表現力等」、「学びに向かう力、人間力等」を身に付け、これからの社会を自分で考え主体的に行動し、周囲の人々と協調して生きていくことができます。
最後に、1つの本校の生徒の様子が分かるエピソードを紹介します。
7月の1学期の終業式の日に、職員室に2年生の女子生徒が学校の近辺に体調不良の方がいると連絡してくれて、すぐに何名かの教職員が現場に行きました。そこでは3年生の男子生徒が救急車を呼んでくれていました。教職員が適切に対応してくれ、無事に救急車で病院に向かいました。校長として、そのような親切で適切な行動をしてくれる生徒がいることは、とてもうれしいことでした。
「新座高校には、素晴らしい生徒、素晴らしい教職員がたくさんいます。」
新しい新座高校を作るのは「生徒と教職員」です。是非、中学生のみなさん、新座高校に入学して、教職員や他の生徒と良い信頼関係をつくり「よりよい新座高校」を一緒につくっていきましょう。
以上で終わります。
「校内快適化」を進めています(その1)
夏季休業もあと少しとなりました。生徒たちは部活動、進路の活動(面談・相談)、補習に励んでいます。
新座高校では、「校内快適化」を進めています。この夏に「トイレの改修工事」、「前庭の樹木の剪定」を行っています。「トイレの改修工事」では、古いトイレと取り外し、工事を行い、「センサーで電灯が付く最新式のトイレ」に改修しています。生徒たちはきれいなトイレを利用し快適に学校生活を送ることができます。
また、「前庭の樹木の剪定」では、窓への太陽光を遮るまで成長した樹木を剪定し、前半のクラスの教室がとても明るくなりました。生徒たちは快適な教室で授業を受け学習することができます。
また、校舎の渡り廊下での「生徒の作品展示(美術)」も始まりました。1学期の授業で行った生徒の取り組みが展示され、それぞれの作品から「生徒のエネルギー」を感じることができます。
新座高校の生徒たちは「成長」しています。