2020年11月の記事一覧

「令和2年度 第3回学校説明会 校長あいさつ」 11月28日(土)リモートにて実施

 中学生、保護者のみなさん、おはようございます。校長の横山和良(よこやま かずよし)と申します。よろしくお願いします。本日は、休みのところ、本校の学校説明会に参加していただきまして、誠にありがとうございます。コロナウィルス感染拡大防止については3密を避け、換気、消毒を行い実施させていただきます。もし具合が悪くなった時には、近くの教職員に声をかけてください。

 

 さて、本日は中学生、保護者の皆さんに3つのことについてお話します。

 

 1つ目は、「新座高校は変わってきている。とても良くなっている。」ということです。私は4月に校長として新座高校に着任して、新座市長をはじめ、近隣の小中学校の校長先生、PTAの役員の方とお話することができました。その中で多くの方から、「新座高校は変わってきている。とても良くなっている。」とのお話を伺いました。校長としてとてもうれしく感じました。私なりに以下の3つについて分析してみました。

(1)生徒の変化です。落ち着いて授業に取り組む生徒が増えている。また、学校行事や部活動に日々努力を重ねて成長している生徒が増えています。ここで具体的に生徒を紹介させていただきます。本日の学校説明会の進行を進め、学校案内するのは生徒会の役員たちです。また、同じく学校案内をするのは、ダンス部の生徒たち、野球部の生徒たちです。是非いろいろと話しかけてください。いい生徒たちです。

1(2)教職員の変化です。本校の教職員は生徒との人間関係づくりを大切にしています。また、一人ひとりの生徒を伸ばすために「考える力をつける学習指導」、「対話のある生徒指導」、「1年生から進める大学・短大・専門学校への進学指導及び就職指導」を進めています。本日は5教科の先生から中学生に寄り添った入試アドバイスがあります。また、個別相談では優しく対応してくれます。何か聞きたいことがあれば個別相談にお立ち寄りください。いい先生たちです。

(3)学習環境の変化です。広いグランド、たくさんの教室に加え、教室棟のトイレが新しくなりました。生徒のみなさんは、良い環境で授業を受け、学校行事を楽しむことができます。いい学習環境です。

 

 次にお話する2つのことは、本校の生徒及び教職員にも話をしている本校での取り組みについてです。

 本校の学校案内がお手元にあると思います。2ページを開いてください。

 2つ目は「自分を大切にして、自分を成長させてほしい」ということです。まず、「あるがままの自分」を認め、それから「どんな大人になりたいか」を考えて、「知識や考え方・人間力・体力」をつけて、成長してほしいと思います。困った時には、教職員に相談してください。本校の教職員はみんな優しく寄り添い、相談に乗ってくれます。また、新座高校には生徒の成長を支援してくれるスクールカウンセラー、学習サポーター、臨床心理士の先生などたくさんの方々がいます。是非、相談して将来の自分のために努力を重ねてください。そしてそれから自分で物事を判断し行動できる力である「自己指導能力」を身に付けて、「責任感」を持って物事に取り組む人に「成長」させてください。

 

 3つ目は、「周囲の人を大切にして、お互いに成長してほしい」ということです。クラスメイト、委員会・部活動の友人、先輩などの個性を認め、高め合い、共に成長してほしいと思います。新座高校の生徒は「仲間」です。一緒に高め合ってください。本校では多くの授業で「グループわーく(学習)」を取り入れ、「自分で考える」、「他の生徒と意見を交換する」、「自分の考えをまとめる」といった流れの授業を行っています。これらの過程で生徒のみなさんは、新学習指導要領の柱である「知識及び技能」、「思考力、判断力、表現力等」、「学びに向かう力、人間力等」と、そしてまた、「社会人基礎力」の3つの能力である「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」をも身に付けることができると思います。これらの資質・能力はこれからの社会を自分で考え主体的に行動し、周囲の人々と協調し社会のルールを守り生きていくためにはとても大切だと思います。お互いに「成長」しましょう。

 

 最後に、「本校の進路指導についての状況」と「就職に関するエピソード」を紹介します。

学校案内の10、11ページを開いてください。

本校の進路指導についての状況は、「指定校推薦で4年制大学23名、短期大学6名、専門学校12名、計41名」、「一般推薦で4年制大学3名、専門学校11名、計14名」、「就職内定者が40名」です。まだ結果が出ていないものもあります。また、就職試験に再度挑戦している生徒もいます。一般入試で大学を目指す生徒もいます。例年年内に90~95%の生徒の進路が決定します。

 特筆すべきは、コロナ禍にも関わらず「新座高校の生徒」が欲しいと求人に訪れた複数の企業があったことです。「地域の高校として信頼されている。」ことを感じました、また、県内の高校生の第1回の就職試験での内定率が50%のところ、本校の生徒の内定率は70%を超えました。1年次より生徒に向けて進路指導を続け、3年生4月からもオンラインや電話で指導を続けてきた成果だと思います。

 続いて「就職に関するエピソード」をお話します。先日、滝野川信用金庫の人事担当の方が来校し、優秀な生徒を推薦し内定が決まりお礼を述べていかれました。学校案内に載っている中村さんも一生懸命に仕事をしておりとても助かっているとのお褒めの言葉をいただきました。

 校長として、それぞれの進路実現に向けて頑張る生徒がいること、社会に出てからも頑張っている卒業生がいることは、とてもうれしいことでした。

 

 「新座高校は、規律があり楽しい学校です。自分の目標に向かい努力する生徒、高校3年間を1人前になるまでの過程と捉えてうまく進むように世話をやき助けて導いてくれる教職員がたくさんいます。」

 

 新しい新座高校を作るのは「生徒と教職員」です。是非、中学生の皆さん、新座高校に入学してください。他の生徒と教職員と良い信頼関係をつくり「よりよい新座高校」を一緒につくっていきましょう。

 

以上で終わります。

 

 

11月5日(木)立ち合い演説会(生徒会役員選挙) リモート方式で実施

 本日11月5日(木)の5時間目に「立ち合い演説会(生徒会役員選挙)」を行いました。選挙管理委員会の生徒が司会を務め、生徒会・図書視聴覚・教務の先生方がサポートしました。各候補者の応援演説から始まり、候補者が自分の思いをそれぞれ伝えていました。

 上記の生徒たちが伝えていた「いくつかのキーワード」を紹介させていただきます。「みんなのために頑張る」、「みんなの意見を聴く」、「思いやりがある」、「人と平等に接することができる」、「協調性がある」、「新しいことに挑戦する」、「責任感がある」、「真面目に取り組む」、「意欲がある」、「全力で取り組む」などでした。校長として本校の生徒のそれぞれの演説を聴き、これまでの生徒会の役員たちに生徒会での働きに対して心から感謝するとともに、新しい生徒会役員たちにこれからの生徒会に働きに対して大きな期待を持つことができました。

 

 以下に本日の「校長あいさつ」を掲載させていただきます。ご一読いただけましたら幸いです。

 

 生徒のみなさん、こんにちは。本日は次の生徒会の役員を選ぶ立ち合い演説会です。

 せっかくの機会ですので「生徒会会則」について次の3つのことを確認したいと思います。

生徒手帳には次のように書かれています。

第1章 総則 第2条

  「本校に在学する生徒をすべて会員とする。」

  つまり、「新座高校のすべての生徒が生徒会の会員である。」ということです。

 

  第3条

 「本会の目的は、会員の自治活動により健全な学校生活を樹立することにある。」

  つまり、「自分たちの学校生活は自分たちでよくすることが求められている。」という

  ことです。

 

  第4章 生徒会本部 第17条

 「本会運営のため、生徒会本部をおき、その構成は会長、副会長、書記、会計、庶務役員

 である。役員の選挙はすべて選挙による。」つまり、「生徒会の運営のために、生徒会本部

 をおき、自分たちの代表であるそれぞれの役員を決めるために選挙で投票する。」という

 ことです。

 

 話は変わりますが、平成27年から選挙権が18才からになりました。3年生の生徒のみなさんは、候補者の話をよく聴き、考えて判断し投票することが求められています。1、2年生の生徒もみなさんも自分のこととして考えて今から心の準備をしてください。

 

 最後に、今回は生徒会長、副会長、書記、会計、監査、庶務の役員の信任投票になります。それぞれの候補者の演説をしっかりと聴いて「責任」をもって信任投票をしてください。よろしくお願いします。

 

以上です。